今年も出荷を       160201




今年も出荷を始めるとしよう。 先ず、米を出荷するとしよう。 昨年の失敗は、米の出荷が遅すぎたこと。 

その理由として、贈答用の米を大量に保管していたことだ。 我が家のお年寄りは、いろんな処への贈答用として米を使うと言う。 

しかし、その米のほとんどが初秋まで残ってしまった。
 

もうすぐ新米が出回る頃になると、当然昨シーズンの米の価値は下がる。半分ほどになってしまう。

しかし、価値が下がったからと言って、残しておいてもしょうがない。

残っていたほとんどの米を、新米の半分ほどの値段で、知人にお願いして購入していただいた。

さらに、残った米は、新市の「ニチエー」の生産者コーナー「ごめん市」に出荷した。

米の保管は、米冷蔵庫で温度湿度管理をしていたので、米の味はひどく落ちてはいないという自信はあった。

しかし、売り時を逃すと、そんなことは言っていられない。 すべて新米の半額以下で購入していただくことになった。

毎年、少しずつ減反をして、現在1トンほどの米ができるが、我が家で食べる量は、たかが知れている。 

残りのほとんどを、どうするか? 毎年悩みの種になる。

JAに米を買い取ってもらうと、ずいぶん低価格になる。 

やはり、知人に、どん底ではない低価格で買い取ってもらうのが、一番良いようだ。

このページをご覧になっている方で、「よし、いくらか買ってやろうじゃないか」と思われる方は、ご一報ください。

今日から、ニチエーの「ごめん市」へ少しずつ出荷するが、当然それだけでは捌ききれない。



さて、今年も5kg袋で「ごめん市」の棚に置いておく。 

すべての商品に『かよばあちゃんの・・・・・・』という紙(商標?)を貼り付けている。

そして、その紙に商品の説明とPRのようなものを書き加えている。

今年の米については、良いものが書けない。 今年度の米は、天候の関係で失敗作なのだ。

暑い気候に対応する品種を植えたのはいいが、この年はとんでもない冷夏だったのだ。

このような状況下でできた米のPRは難しい。 しかし、嘘は書けない。

正直に今シーズンの米は、あまりできが良くないと書く以外にない。 そして、価格もやや低めに設定する。

結果、次のような紙を5kgの米袋に貼り付けることにする。





         





この紙の「恋の予感」の説明の中で、品種改良の仕組みや味については、他HPの内容を引用させてもらいました。

JA福山HP、農研機構HP、http://butaco-try.xyz/・・・等々、大変ありがとうございました。



この紙(商標?)を貼り付けた5kgの米袋に、1300円の価格表を貼り付ける。 2袋をニチエーに持参する。

いつも、置いている棚を見ると、どの棚のカゴも商品が詰まっている。

それでは、と少し離れた棚を見ると空いている。 そこは、お客様に見えにくい位置になるが仕方ない。

そこに、2袋置かせていただく。





         





さて、5Kgで1300円の値段設定で売れるだろうか?

様子を見ながら、売れたらまた、2〜3袋ずつ出荷していこうと思っている。

みなさま、購入の方もよろしくお願いします。


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