160316
3月11日に行った畑の竹藪処分がまだ完了していない。 70〜80本近く残っている。3月中に終了しないと、また竹が蔓延ってしまう。
今日は、午後から作業の続きをするとしよう。 今回で、この畑の竹の処分作業は3回目になる。
前回と同じように、草刈り機とノコギリ・おやつと水分補給用のペットボトルを持って出かける。
畑に着くと、隣の畑で見慣れないおじいさんが畑の耕しをしておられる。
そのおじいさんに挨拶をする。 何をしておられるのか尋ねてみる。
おじいさん、「大草になっとるけえ、草取りをしょうるんです」と。
自分は、これからこの畑に残っている竹を処分することを伝える。 すると、おじいさん「じゃあ、おたくは、○○の△△ですか?」と。
なんと、我が家の屋号と名字で言い当ててくれる。
『へーえ、このおじいさんはなんでこの辺りの家の屋号まで御存じなのだろう? この畑から分かったのだろうか?』
それが、顔に出たのか、おじいさん、「私は、・・・・の娘と結婚して60年以上になります。今、□□に住んどります」とのこと。
さらに、おじいさん「お宅のお母さんは、元気でおられますか?」と。
『やはり、この畑からすべて分かるんだ。 同じ町内の人でも畑の持ち主が分かる人は少ないのに・・・・、すごい!』
『そうか、このおじいさんの奥さんは、この町内のご近所から嫁がれているということか。で、我が家のことも良くご存知なのだ』
しばらく、我が家の今は亡き父や祖父の話で盛り上がる。
おじいさんは、現在90歳が近いというのに、車で来て畑を耕して肥料を撒いている。 感心するほど元気だ。
おじいさんは、自分の妻の実家の畑を耕している。 いつまでも元気だと、そのようなところまでの農作業をすることになるのか。
羨ましいような・・・、自分も、90歳になるとそこまでのことをするようになるのか? ちょっと、想像しただけで滅入ってしまう。
その前に、自分は90歳まで生きることはないだろう。
ご近所の多くは、多かれ少なかれ耕作放棄地のような畑や田んぼが出現している。
近い将来、親戚や遠縁にあたるお家の畑や田んぼまで面倒をみることになるのだろうか? 逆に面倒をみてもらうようになるのだろうか?
現在、我が家の畑や田んぼだけでも手が回らない状況なのに・・。 たちまち今日も竹藪に悪戦苦闘しなければならないのに・・・。
この先、畑・田んぼ・農業はどうなっていくのだろう?
14:00、作業に取り掛かる。
前回までは、切り倒した竹は、畑の周辺部まで移動していたが、それでは時間が掛かって作業が進まない。
今日は、畑の中央部にも切り倒した竹を積み上げる。 一本一本切っては、引っ張って行って積み上げる。
雑木も一緒に切り倒す。 ちょっと、気が乗らない、触りたくない雑木がある。 それは漆の木。 所々に漆の木がある。
自分が小学生のころ、山遊びをしていてそれに触れると必ず、かぶれていた。
晩秋になると、山々の紅葉が美しい。 漆の木は、その紅葉の美しさに一役買っている。
しかし、里山などの除草作業時には厄介な雑木になる。 触れないように気を遣いながら切り倒していく。
竹を積み上げていくと、その面積は畑の半分近くになる。
今度は、竹が生えなくても切り倒した竹を処分しなければ耕作地にもならない。
竹が、朽ち果てるまで待つとするか? 現在は、このようなものを畑で焼却処分することができない。 困ったことだ。
16:30、やっと竹すべてを切り倒すことができた。
昨年の12月にここまでできていた
今年の3月11日にここまでできていた
今日3月16日、全面切り倒し成功!
さて、これでこの畑の竹は、全滅するはずなのだが・・・。
竹を地表に1m残してすべて切り倒す方法は成功するのだろうか?
全滅しなければ今度は、春にタケノコを全滅させるとしよう。
困るのは、畑全面に積み上げている切り倒した大量の竹。 これらの処分をどうするか。
朽ち果てるまで置いておこうか?
今日の作業、お疲れ様でした。
ムスカリ | スノーボール | オドリコソウモドキ |
ハナモモ | フキノトウ | ホトケノザ |
オオイヌノフグリ | ボケ | つくし |
さて、お彼岸が近い。 まだ、墓掃除をしていない。 1週間前に草取りをして、枯れたササキを取り除いているだけだ。
17:00、これから、墓地へ行って掃除と、草がまたあれば除草をしておこう。 お花(ササキ)も立てておこう。
明治以降の墓地 掃除をしてササキを立てる
江戸末期までの墓地 掃除をしてササキを立てる
ふるい方の墓石の文字は、ほとんど読めなくなっている。 自分が20代の頃は、「天保」「享保」など読めるものもあったのだが・・・。
近いうちに何らかの方法で調べてみたい気もする。
墓掃除、お疲れ様でした。
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