ポイント見学に      160326




先日、3月20日(日)春分の日に、寺の周辺の山掃除があった。 

向山というところに、寺の檀家の皆さんが中心になって世話をしている桜が成長し見応えのある桜絶景ポイントがある。

毎年、この時季に檀家の壮年部が中心になってこの向山の環境整備を行っている。

檀家の皆さんは、土生町・用土町・栗柄町・その他の地域中心に構成されている。

そのうち壮年部のみなさんは、30名弱になる。 向山の掃除に参加された皆さんは20名ほどだった。

この日の掃除では、危険な思いもしながら何とか無事に作業を終えることができた。



1年前に、37年間続けた仕事を退職し、同業種延長上の非常勤を週に3日だけ受け持っている。 

今年度は、仕事以外の時間で自由になる時間が格段に増えた。 

その結果、今日の作業のような檀家寺の付き合いをはじめ、

居住地域・町内会・遠方の親戚・同窓会・元同業者・川漁協・農作物生産者・趣味関係・・・等々

今まで疎遠になりがちだった方々と、お目にかかったりする機会が急に増えてきた感がある。 

長年の不義理な言動を反省しながら、今後それを補っていきたいと思っている。

ということで、山掃除後、寺の境内で行われる打ち上げバーベキューにも参加した。





                         
                                 
  バーベキュー準備




バーベキューは、イス・机・テーブルのセッティングから。 続いて火熾し。 材料を運び込む。

12時過ぎ、壮年会長さんの挨拶で打ち上げが始まる。

今日の作業の話、桜の開花時期の話、その他、天候・農作物・町内の個人の方々の話・昔話等々様々な話が出る。

変わった話として、バーベキュー会場に隣接している鐘撞き堂の一部が破損している箇所があるという話が出た。

みんなで、その箇所を見上げる。 「あ〜、ほんまじゃ〜」と、一同唖然とする。

確かに、上部の斜め材の接合部が離脱している。 トラス構造がなくなっている。 これは早急に修理してもらわなければ・・・。

横揺れの力がかかると、鐘撞き堂が分解しそうだ。 そう言えばそれに対する改善策などは何も確認がないまま、宴は進んでしまったような・・・。





                         





そんな話は、どうでもいいように空き缶の数はどんどん増えていく。

で、このような会で必ず出てくる話題は・・・・、そうです。 釣りの話なんです。

この会の参加者のほとんどが、真剣に釣りの話をしている。 ボート免許を持っておられる方も・・・。

で、やっと、前段が長くなりましたが・・・、「出港しよう」という話になったのです。

出港は、3月26日(土)6:30。に決まりました。 

メンバーについては、この場にいたKさんが、「わしがメンバーを募っておくけえ。まかしとけえ」と。

この会終了後、Kさんと簡単に、出港日の時間・持参物・狙う魚種などの打ち合わせをして解散しました。



3日後、Kさんから出港について連絡がありました。

出港参加希望者は、

@Kさん(JAOB 近所のおじさん)

AHさん(情報機器関連 近所のおじさん) 

BMさん(地元JA 我家もお世話になっているおじさん)

COさん(公務員OB 隣のおじさん)

Dまーちゃん(非常勤 船長)

今回の出港メンバーが決定しました。 




                                   




さらに、3日後の3月26日(土)、6:30 に地元JA駐車場に集合して車2台に分乗して出発です。

今日は、絶好の釣り日和です。 みなさん、今日はマイボートに乗って頂くのは初めてです。 おっと、隣のおじさんはいつも参加されています。





                         
                             
今日は穏やかな天気になりそうです




今日のように、参加者がそれぞれ別々の仕事をされているということは、マイボートにとって珍しいことです。

ちらっと、不謹慎なことも考えたりしながらマリーナへ移動する。

不謹慎なこと・・・・・、いえいえ、エッチなことではないのですが・・・・・、参加者のみなさんのことです。

もしも、もしも、船関係の仕事を始められれば・・・・・、観光船でも始められれば・・・・・、

今日のメンバーの方が、今度はお客様として乗って頂けるのではないだろうか? と考えたりして。

いつものように、柳津町の釣り具店「タイム」に寄る。





                         
                                  
「タイム」に寄る




7:00、釣り具店「タイム」で、今日の仕掛けを購入しよう。

今日の出港は、一応鯛狙いということなので、鯛サビキを購入する。 さらに、この店の売りとして、ずいぶん安い鯛ラバのタマだけが置いてある。

それを購入した人も。

7:15、次ぎに、コンビニに寄って、弁当や飲み物を購入する。

7:30、ベラビスタマリーナへ到着する。

このマリーナの営業時間は9:00だが、今日のように早く出港する場合は、事前に連絡をしておくと前日下架をしておいてくれる。

今回も、2日前に連絡し、給油と下架をお願いしていた。

桟橋を見ると、マイボートが海上桟橋に繋留されている。 桟橋への入り口も解錠されている。





                
           
昨日から繋留されているマイボート                             早朝のマリーナに人影はない




出港メンバーのみなさんは、それぞれ荷物を持って桟橋へ下りていく。 

桟橋に繋留されているマイボートに乗り移り、繋留ロープを解く。 キャビンに入ろうとして気づいた。

マイボートのキーがない。 キャビンに入ることができない。 エンジンを始動できない。 つまり、出港できないということだ。

あ〜っ! なんというミスなんだろうか! 一昨日「早朝に出港したいので、ボートを下架して給油しておいて下さい」と、お願いした。

しかし、肝心のキーについて打ち合わせしていなかった。 このマリーナは9時に営業が始まる。

スタッフのみなさんは、早くても8時に出勤されるらしい。 あと、30分以上ある。

もしや・・・、と思い、マリーナへ連絡してみる。 すると、夜間警備の方が応答する。 キーのことは何も聞いていないとのこと。

予定通りの出港は諦めて、桟橋上で待つことにする。

7:45,スタッフのYさんが、ボートのキーを桟橋まで持って来てくれる。 「キーを預かってました」と。

たまたま、早く出勤したYさんが、キーに気づいてくれたらしい。 ありがとうございます。

さっそく、5名の出港スタッフはボートに乗り込む。  エンジンスタート。 数分間の暖機運転をして出港する。





                





7:50、左に海上保管艇、右に陸上保管艇を見ながらクレーン下を離れる。

出港時には、いつも正面の向島の高見山を見る。 ここでよく見えると海上での山立がよくできるというわけだ。

今日は、クッキリとはいかないが、まずまずといったところだ。 早く、GPSの数字でポイントを探す癖をつければいいのだが・・・。

どうも、数字はピンとこない。 山立の方がしっくりくる。





                         
                                 
高見山は何とか見える




今日は、鯛狙いということで、先ず当木島東辺りで船団の中に入って狙ってみることにしよう。

今日の出港スタッフのみなさんは、秋になると多度津でイイダコを釣る機会は多い。 

しかし、今日計画をしている海域での釣りは初めてらしい。 ポイントは、「船長にお任せ」ということになっているのだが・・・。

しかし、この時季の釣りは難しい。 タチウオは終わっている。 フグもほぼ終わっている。 

キスは、限られたポイントで僅かに上がることがある程度。 メバルは、多くのポイントを移動しながら試してみないと分からない。

先日、鯛が釣果が良かったという情報がある。 でもその状況は長くは続かない。 試してみるが期待は薄い。



横島のすぐ西、当木島海域を目指して移動する。

百島を左に見ながら西へ進む。 百島北端の貸し別荘群を過ぎると、南へ針路をとる。

右方向には、加島の海水浴場が見えてくる。 





              
                           
        今日の釣り行程地図




南へ走る。 今日の海は穏やかだ。 しばらく走ると、右方向に向島と因島を結ぶ因島大橋が見えてくる。

さらに南へ走る。 遠方に当木島が見えてくる。 その近くに釣り船らしい影が見えてくる。





                
                 
南へ走る                                       右方向には因島大橋が・・・




8:05、当木島ポイントへやってくる。 10艇ほどの釣り船が流し釣りをしている。 みなさん、鯛狙いをしているようだ。

潮は、ゆっくりと西から東へ流れている。 やや南へ押されている。

当木島と横島の間から少し南寄り辺りを起点に流し始める。 10〜15分するとポイントを外れるようだ。

今日の船団の動きに合わせて、また起点に帰り流していく。 どの船も、小さなアタリも見逃すまいと真剣に竿先を観ている。





                





マイボートからもサビキ仕掛け中心に狙っているが、アタリらしきものがない。

魚探には、それらしき反応が、いつもではないが映っている。 サビキ仕掛けから餌を付けて胴突き仕掛けに替えてみたりする。

しかし、アタリはない。 

ふと気付くと、周りの船団が少なくなっている。 マイボートが、このポイントに来た頃には、もう少なくなりかけていたのかもしれない。

ということは、時合いを過ぎていたのかもしれない。 もっと早く来ればよかったのだろうか?





                         
                               
気づくと船団が少なくなっている




釣れる雰囲気がなくなった。 移動するとしよう。

次も、鯛を狙ってみたい。 弓削島・佐島方面で釣れている所はないだろうか。 佐島沖に鯛狙いの船団ができていることがよくある。

8:45、移動を始める。

弓削島の左側を目指して走る。 今日も、21〜22ノット(約40km/h)で走る。 この辺りでも波はあまりない。 気にならない。

しばらく走る。 左に百貫島を見ながら燧灘に入る。 この辺りに来ると、やや波を感じる。 

島が少なく風の影響が大きくなるので、そのように感じるのだろうか。

さらに走ると弓削島の南側に出る。  この辺りまで来ると、遠方に釣り船の船団が見えることがある。

今日は、前方に船団が見えない。 ということは・・・。 いやな予感がする。





              
                                 
今日の釣り行程地図




弓削島の近くを走っていると、スタッフの一人が右側の弓削島を見ながら「これは何という島かのう」と。

弓削島はけっこう長い。 途中が入りくんでいる。 そこを通過すると、一見別の島に見えてくる。 「ここも弓削島ですよ」と。

また、別のスタッフ「弓削島も橋で本土とつながっとるけえなあ。今は、車で弓削島まで来られるんじゃ」と。

弓削島は、最寄りの佐島から生名島へと橋でつながっているが、本土にはつながっていないのだ。

いまだに、弓削島へ行くには、フェリーを利用することになる。

なんて、会話をしていると前方に小さな船団が見えてくる。

弓削島長磯の沖というか佐島の沖辺り(今日の釣り行程地図のA辺り)で数艇が釣りをしている。



9:10、その船団の中に入る。 流し釣りをしよう。 さっそく鯛サビキ仕掛けを投入する。 

魚探には、時々魚の反応が映っている。 水深は42m。

ここの船団の中で、しばらく頑張る。 しかし、釣れる気配がない。

9:25、「越冬ギスを狙ってみよう」と、津波島東側へ移動する。

9:50、キャンプ場沖辺りから流してみよう。





              
                                 今日の釣り行程地図




まず、下地図(津波島での釣り行程地図)の@〜A辺りを繰り返し流してみる。

@は水深約35m、Aは水深約10mと、かけ上がりに沿って釣るようになる。





                        
                             
下地図@とAの間から津波島を見る




過去には、@あたりでグチが、@とAの中間あたりで越冬キスが、バタバタと釣れたことがある。

@〜A辺りをしばらく、繰り返してみるが、アタリがない。 まったくない。





                  
                                 
津波島での釣り行程地図




そのうち、上地図(津波島での釣り行程地図)のB〜C辺りの岩場が気になる。 

岩場で撒き餌をしながら釣りをしている人たちがいる。





             
                         上地図(津波島での釣り行程地図)のB〜C辺りの岩場




何を狙っているのだろう? 撒き餌をしている。 大きなタモ網を準備している。 

その人たちに引き寄せられるように、津波島の南の磯前(B〜C)に移動する。

Bに移動すると、水深約50m。 すぐ目の前に磯で撒き餌をしながら釣りをしている人たちがいる。

魚探を観ると、怖いほどのドン深になっている。

磯の釣り人たちが慌ててタモを差し出している。 次の瞬間、残念そうな声が響いてくる。 

「でかい・・・」「鯛・・・」「わ〜・・」等々聞こえてくる。 鯛狙いの釣り人のみなさんのようだ。 

その釣り人のみなさんのすぐ前で釣っているマイボートのみなさんも、元気をもらう。

このドン深ポイントで、『鯛が釣れるのではないか』と真剣に竿を握る。 

鯛サビキ仕掛けや餌を付けての胴突き仕掛けを下して集中する。

しかし・・・・・

釣れない。 

10:10、他の船が気になる。 上地図(津波島での釣り行程地図)のCの、さらに南へ釣り船が4〜5艇集まっている。

何か釣れているようだ。 そちらへ近づいてみる。 

その船団に入り釣りをしてみようかとした頃、潮が速くなり始めた。 北からの潮が速くなった。

岩城島方向からの急流が、この津波島と伯方島の水道に押し寄せてきた。 渦巻がある瀬ができている。

これでは、釣りにならない。

10:20、この急流から逃げるように東へ移動する。 

すると、先ほどまでいたポイント(今日の釣り行程地図のAから少し東へ移動したあたりのC)近くの漁礁で地元の漁師さんが、一本釣りをしている。

見ていると何かを釣り上げている。





              
                                  今日の釣り行程地図




しばらくすると、その漁師さんは釣りを止めて移動して行った。 

10:40、それでは・・・と、マイボートがそのポイント上に移動する。 水深44m。 一斉に仕掛けを投入する。

その漁礁上を通過するように流し釣りをする。 すぐに流される。 潮上に帰り、繰り返し流す。

11:00、鯛サビキで釣っているスタッフの一人に、大きなアタリ!  静かに小さな声で「
きた!」と。

スタッフ一同注目する。 竿は大きくリズミカルに海中に引っ張り込まれている。 明らかに大物だ。 

竿は大丈夫か? 仕掛けは切れないか? 針ハズレは? 竿は大きく引っ張られている。

大型のタモ網を取りにキャビンへ走り込む。 他のスタッフがタモを持ち、構える。 

その時・・・・、突然・・・・、竿がまっすぐに・・・、弧を描いていた竿が、一直線に・・・。 一同、唖然。

明らかに大物だった。 アコウなどのようなにぶい引きではない。 鯛やハマチ・ヤズのような鋭い引きだった。

残念!

相変わらず、潮の流れは速い。 しかし、先ほどの鋭い引きに刺激を受けたスタッフ一同、このポイントで頑張る。

先ほどの大きいだろうと思われる魚を、とり逃がしたことでなかなか諦めがつかない。 

その後、アタリはないのに、長時間ここで頑張っている。 しかし、12:15になっている。

このポイントは諦めることにする。 アンカーを上げる。

12:20、移動を始める。 ハチカサノ瀬の状況を調べてみよう。

移動中、少々波を感じながら移動をする。





              
                                  
今日の釣り行程地図




12:40、ハチカサノ瀬に着く。 

今まで、3月にこのポイントで大漁の経験はない。 それでも、やってみたくなるほど魅力のあるポイントなのだ。

ハチカサノ瀬にアンカーを掛けようとして、いつもと感覚がずれているのか少し納得のいかない地点にアンカーを下ろしてしまう。

やり直しをしてやっと納得できるところへ掛けることができる。





                





しかし、魚探には魚の反応があまりない。 時々それらしい反応があるが、すぐに消えてしまう。

鳴門船サビキを下ろしてみるが、アタリはない。 しばらく頑張ってみる。 良くない。





                         
                                  
ハチカサノ瀬浮標




魚探に魚の反応がないなら、魚を追いかけてみよう。

14:10、アンカーを上げて、この瀬の周りを動いてみる。 時々魚のような反応があれば、仕掛けを下ろしてみる。

魚の反応があるところで、仕掛けを下ろしても、アタリがない。 そのような状況が続く。

14:40、今日もハチカサノ瀬を諦める。 やはり、このポイントは6月にならないと釣れる確率は高まらないようだ。

14:55、移動を始める。 

今日の最後に内海大橋の東側で春カレイを狙ってみよう。 

阿伏兎の瀬戸を目指して北西へ舵を切る。





              
                                  今日の釣り行程地図




阿伏兎観音を目指して進む。 右方向に鞆の浦の町並みを見ながら走る。





                         
                                
遠方に見える鞆の浦の町並




15:10、阿伏兎観音に、今日の航海安全の御礼をしながら通過する。 是非一度、大漁の御礼をしてみたいものだ。





                         
                                   
阿伏兎観音




阿伏兎観音を通過する。 阿伏兎の瀬戸に入ると釣りの状況が気になる。





                         
                                   
  あぶと館





あぶと館の周りに、釣り人は見えない。 最近、この阿伏兎の瀬戸でキスやカレイが上がり始めたと聞く。

しかし、釣り人は見えない。

あれ!? 旧あぶと海水浴場の浜で投げ釣りをしている釣り人がいる。





                         
                                
旧とあぶと海水浴場砂浜




今朝、釣り具店「タイム」の店主も言っていた。 阿伏兎の瀬戸でキスやカレイが釣れ始めたそうだ。


「旧あぶと海水浴場から阿伏兎観音方向へ投げると良いですよ」と、聞いていた。

今日のポイントにこの辺りを入れると良かったのかもしれない。

旧あぶと海水浴場前を通過すると西へ走る。





               
                                  
今日の釣り行程地図




すぐに、右方向にフィッシャリーナ、正面に、内海大橋が見えてくる。





                
               
フィッシャリーナ                                            内海大橋




15:10、田島旧フェリー乗り場沖、到着。

全く釣果がない今日の最期のポイントとして、ここ(上の今日の釣り行程地図のE)に、かけてみよう。

虫餌をつけて仕掛けを投入する。 カレイを狙ってみよう。





                
        
ポイントから田島の旧フェリー乗り場を見る                                ポイントから本土側を見る




30〜35年ほど昔、春が近くなると、この旧フェリー乗り場沖で、よくカレイを釣ったものだ。

やや小振りながら数十枚釣れていた。 今はなき『ふきぬき釣り具店』で伝馬船を借り、この辺りにカレイやキスを釣りに来ていた。

当時のふきぬき釣り具店のおじいさんに、「櫓で漕ぐ伝馬船を扱ったことがない」と言うと、

おじいさんは、近くの岩船港で1時間以上、素人の自分に漕ぎ方を教えてくれた。 それが、自分がボートを持つことになった原点かもしれない。

それ以降、何年もの間、「ふきぬき釣り具店」の伝馬船で釣りに出かけた。 

ここでのエピソードもたくさんある。 

自分がまだ20歳台中頃、大先輩のみなさんと伝馬船でこのポイントに来て、カレイ釣りをした。 みなさん、普通にアルコールを呑んでいた。

当時は、まだ『飲酒運転は絶対ダメ』という意識がなかった。 すみません。 

みなさん、車で来ていたが、呑まれていた。 その日は特に寒かった。 ビールから始まったお酒も日本酒になり、ウイスキーになっていた。

釣行時の持参物は、魚の餌より酒のつまみの方が充実していた。 小さな伝馬船に4人が乗り込み呑めや歌えの大宴会になっていた。

さすがに歌までは出なかったが、かなり酔っていた。 自分が不自由な体勢で用足しをしている時に波で船が揺れた。

その瞬間、当然のように3月の海へ転落。 同じ日に先輩の一人も転落。 

後で、2月〜3月の海水温が一年中で一番冷たいことを知った。 それでも、ちゃんと夕方まで、みなさんと釣りを続行した記憶がある。

あれから30数年、久しぶりにこの海域でカレイを狙った。 冷たい海で泳いだこと・岩船港で伝馬船の練習をしたことを思い出した。



15:35、まったく釣れない。 アタリもない。

昔とかなり状況が違うようだ。 このポイントも、釣果なし。 以上で終了としよう。



15:40、マリーナへ移動を始める。 マリーナへ、これから帰港することを伝える。

内海大橋下を西へ移動すると本土側には、今日の漁を終えた底引き漁船が網を洗浄している。





                         
                                  
漁を終えた漁船





右側に(株)常石造船を見ながら帰港する。





                





                





15:50、帰港する。

釣り果はありませんでしたが、無事帰港することができました。





                          





                
          
  足どり重くマリーナへ上陸です                                    マイボート上架




ボート上架後、船艇掃除・エンジン洗浄・ゴミ処理などを分担して片付けます。





                         
                               
今日の出港スタッフのみなさん




参加されたみなさん、お疲れ様でした。



海では、水陸両用飛行機が離発着の練習をしています。 遊覧飛行の営業は、5月中旬からということです。 

当初、営業開始予定は「4月〜」ということだったのです。 営業はやや遅れているようです。





                





今日は、まったく釣れませんでした。 各ポイントを見て回った「ポイント見学会」になってしまいました。

みなさん、また暖かくなって再挑戦しましょう。


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