誘引用の柵づくり          160523




先日、家庭用菜園に、キュウリ・トマト・シシトウなどの定植をした。それらの野菜が成長している。

誘引用の支柱を立ててやるところだが、この地域では、どの畑の野菜を見ても、支柱ではなくて長い柵を作っている。

みなさんに合わせて、柵をつくることにする。 しかし、そのためには大量の材料が必要だ。

支柱だと、市販のものを、その家庭菜園の野菜の数だけ購入すればいいのだが・・・。

では、柵を作るための材料調達をする。 自宅の周りや精米所の周り、倉庫の周りなどを物色して回る。

接合は、紐でまかなう。  「えっ、紐で?」と、思われるかもしれないが、数ヶ月の期間限定のものをつくるときには便利なのです。

紐でもけっこうしっかりと接合でき、分解すると材料も紐も再利用できるのです。

この辺りの畑では、お年寄りのみなさんが、あり合わせの竹や木の棒・廃材・布きれ等の材料を使って上手くつくっているようです。

柵の構想は頭の中です。 でも、制作中に変更は充分にあり得ます。 

その構想に見合う材料を調達して家庭用菜園へ運びます。 もちろん材料費は、無料です。



16:00、製作を始めます。 

先ず、基本になる支柱(杭)を約1、5m間隔に立てます。 その支柱を竹棒でつなぎます。 材料どうしの接合は紐を使います。

そして、その柵を左右から支える角材を立てかけて、紐で接合し三角形構造をつくり強度を高めます。

さらに、柵の上部に野菜の蔓部分が巻き付けるような部分を付け足してやります。

1時間あまりで完成です。 お手製・無料の誘引柵が完成です。





              
                                
お手製・無料の誘引柵、完成!




もう少し経過したら、キュウリ・トマトの茎を誘引柵に軽く、しばって支えてやります。



さて今日は、もうひとつ農作業をします。 休耕田と気になるところに除草剤を散布します。

前回の除草剤が、やや効果が弱かったので、雑草が残っているところや、いつもトラクターで除草しても残る周辺部の雑草へ散布します。

除草剤は、環境や散布者の身体への影響がありそうでいやなのですが、それよりも作業が軽くなる方を選択してしまうようになりました。





                  
                              
 これで、除草剤を散布します




除草剤の溶液を配合します。 背負い用の散布機に18gの水が入ります。

それに、ラウンドアップを200ml+少々。 ラウンドアップは、植物の根にまで入り込み枯らせてくれます。

カーメックスDを1/4袋。 カーメックスDは、長期間に渉り除草効果を発揮します。

ダインを10〜15滴。 ダインは、展着剤。 薬剤をしっかり植物の茎や葉に付着させ効果を高めます。また土中にしみ込ませます。

上記の3種類の薬剤を18gの水によく混ぜてやります。



これを背負って、休耕田や雑草が気になるところへ散布して回ります。 

薬剤水溶液が18kg少々、散布機が2kg少々。 全部で20kgあまり。 

背負ったときは、普通の重さですが、休耕田に移動していると、だんだん重く感じてきます。

重く感じてくると、年齢も感じてきます。 

やっと、作業終了。 雑草に変化が現れるのは1週間先になります。



今日は、家庭菜園の誘引用柵づくりと除草剤散布をしました。 お疲れ様でした。


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