160822
今日から、学生時代のギター仲間と3人で旅行をする。
卒業以来、それぞれが個人的に会ったことは何回かあるが、3人で行く旅行は、10年ほど昔、京都へ行って以来だ。
今日は、広島県からまーちゃん(自分)・石川県からKくん・静岡県からHくんの3名が金沢に集合する。
15時に金沢駅で待ち合わせをしている。
数日前に新幹線のチケットを購入している。
福山駅、10:59発の「のぞみ」に乗車。 新大阪までこれで行く。
しばし福山ともお別れです 福山駅にやって来た「のぞみ」
これから約1時間で新大阪だ。 乗車してしばらくすると眠くなってくる。
「新大阪」のアナウンスで我に帰る。 『えっ!もう新大阪?』 時間を確認すると、もうすぐ12時だ。 慌てて荷物をまとめ降車準備。
新大阪で降車。 次の金沢行きのホームを探す。
駅員さんを見つけて、「金沢行きのサンダーバードはどこから出ますか?」 丁寧に教えて頂く。
さっそく、ホームで待っていると時間どおり、12:16発のサンダーバードがやってくる。
ここで、最初の失敗。 カメラのバッテリーがなくなる。 サンダーバードの全景を撮ることができない。
予備のバッテリーを入れ替える。
12:16、サンダーバードが出発する。
ここで、また2つめの失敗。 サンダーバードに乗車して気づいた。 この車両には、車内販売がないのだ。
弁当がないのだ。 しかも、唯一車内にある飲み物の自動販売機は、売り切れになっている。
ということは、金沢に到着する15時まで食事ができない、飲食ができないということに。 我慢しましょう。
13:39から北陸トンネルに入る。
全長、13.87km。 通り抜けるのに要する時間は、約7分。 確かに長いトンネルだ。
北陸トンネル通過中
14:09、福井駅停車。 『あ~、あと45分ほどかあ、腹減ったあ』
福井駅停車中
福井駅を出ると、見渡す限りの田園地帯が続く。 1枚の圃場の広さに驚く。 そんな広大な田んぼが無限に広がっているように見える。
我が家の田んぼなんて、ママゴトのように思えてくる。
15:00、金沢駅着。 『ふ~、やっと食事にありつける』と、頭の中は食べ物のことばかり。
金沢駅で、静岡から来たTくんと再会する。 Tくんと駅構内のカフェで、軽食を。
バス移動後、16:00、今日の宿、アパホテル(金沢中央)にチェックインする。
17:00過ぎ、石川県のKくんと3人で金沢市内を散策しながら食事(宴会)場所を探す。
金沢の街が持っている清潔感・クリーンなイメージを再認識する。 ゴミがない、建物の配置がゆとりがある、緑が多い、等々・・・。
『街全体が、ちょっとおしゃれな感じでいい』
今日の食事場所も、そんな中で見つけた。 こんなワインバー。
店内のテーブルに着くと、緑の日除けが連なっている。 『えっ! これって、本物のブドウの蔓が繁っている!』と。
緑のカーテン状態になったその蔓には、多くのブドウの房が垂れ下がっている。
実ったブドウがついている
1次会
2次会
3次会
お互いの仕事関係から始まり、近況を報告しながら会は進行していく。 最期にラーメンで締めとなる。
ふ~、食べ過ぎだ~
明日は、和倉温泉で宿泊予定。
一夜明けて、8月23日。 今夜は、石川県の和倉温泉へ。
9:30、Kくんが、宿泊地のアパホテル(金沢中央)まで迎えに来てくれる。
今日の見学地は金沢の「21世紀美術館」です。 9:40、美術館に入る。
21世紀美術館
今日は、見学者の方で大変混み合っている。 入場券を購入するには、数時間の待ち時間が必要だ。
ということで、今日はメインの見学は無しにして、無料で見学できる所を回ってみることにする。
プールの底に人が・・・? 三原色を組み合わせると何色に?
不思議な金属作品
今、このような大人気の美術館が金沢にあるのだ。 しかも、今の期間だけの特別展ではなく、常設展だけでこのような人の多さ。
ビックリだ。
続いて、この美術館のとなりにある「兼六園」を見学する。
10:30、チケットを購入して園内に入る。
兼六園入り口
園内を一周してみる。
園内をゆっくりと観て回る。 気づいたことが2つある。
1つは、園内では予想以上に爽快に見学ができるということ。 今日も気温は30℃を大きく超えているはずだ。
もちろん暑いのだが、園外ほどの蒸し暑さを感じない。 芝の上を移動してくる風が心地良いのだ。
また、苔むした松の古木の間を吹き抜ける風は、涼しささえ感じることができる。
つい、立ち止まって自然の冷気を味わっている自分に気づく。
2つ目は、松の古木の枝振り、黒い巨鯉がゆっくりと泳ぐ古池、苔むした庭などに象徴される日本古来の庭園の美しさ。
日本人の自分がそのように感じるのは、不思議ではないかもしれない。
しかし、今日は多くの外国人の方も入園されている。
外国人の方も、その美しさに魅了されているようだ。 感動ビューを写真に収めたりお互いの姿を美しい背景と一緒に撮影している。
美しいものを美しいと感じる感性は、人それぞれだと思うが、その根底には共通するものもあるのだろう。
国籍や年齢・性別などに関係なく、共通するものがあるのだと思えてくる。
兼六園の見学が終わり外に出る。
すぐ近くの金沢城趾の石垣が気になる。 金沢城の歴史についてほとんど知らない。
現在石垣だけが残っている。
金沢城石垣
日本全国他の城の石垣とは一味異なる石垣の景観は、何か理由があるのだろうか?
今後、調べてみたい気がしてくる。
次ぎに、能登半島西部の「ナギサドライブウェイ」へ移動する。
のと里山海道を北上する 今日は、日本海の波が穏やかだ
ここは、日本でも数少ない砂浜を車でドライブできることで有名なポイントだ。
ここは、先日「砂が流出して砂浜の幅が狭くなって車でドライブできなくなりそうだ」と、TVのニュースで見た。
ところが、石川県の「なぎさドライブウェイ」は、砂浜の幅も充分あり砂質もいいように見える。 昔は、もっと広い砂浜だったのだろうか?
自然の砂浜を大切にしたいものだ。
石川県のKくんの車で、砂浜ドライブをする。 瀬戸内海出身の自分には、信じられない光景だ。
砂浜ドライブ中 砂浜ドライブ中
さらに、『タイヤが砂にめり込むのでは?』 『ハンドルが砂に取られるのでは?』 『ハンドル操作ができないで対向車とぶつかるのでは?』等々気になる。
運転しているKくんは、何も気にしないで運転を楽しんでいる様子。 このまま、この砂浜を距離にして数km走る。
次ぎに能登島に渡る。
14:40、ガラス美術館を訪れる。
残念ながら、ここは写真撮影禁止。
内部を見学する。
収蔵品には、中国清朝時代のガラス工芸品や、ピカソやシャガールなどの20世紀の芸術家たちのデザインにもとづいて
ヴェネツィアで制作されたガラス造形作品、ダリがドーム社と共同制作したガラス作品があり、常時展示している。
また、年に数回展示替えを行い、古今東西のガラスに関する展覧会が開催されている。
この「石川県能登島ガラス美術館」は、ヨーロッパの都ヴェネツィアをお手本に「島でガラスを」と、1984年にガラス工房が誘致され、
1991年にガラス芸術の情報発信基地としてこの美術館が建設されたそうです。
ガラス美術館を出ると、能登島を出て和倉温泉へ向かう。
和倉温泉の宿では、地元のKくんも一緒に宿泊します。 バイキングの夕食は、飲み放題でのんびりします。
夕食はバイキングでのんびりと・・・・
部屋に戻って、Kくん持ち込みの飲み物を味わいながら旧交をを温めることができました。
「あ~、また飲み過ぎだ~っ」 夜は更けていきました。
一夜明けて、8月24日。 今日は、地元のKくんの車で北陸観光です。 土産に、たくさんの海の幸を購入しました。
3人で昼食を摂り、またの再会を約束し金沢駅で別れました。
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