月いちライブへ       170416




府中市文化センターの自主事業として、毎月、「月いちライブ」が行われている。 先日、4月の月いちライブのチラシを見かけた。

プログラムに「イブニングサン」が載っていた。 昨年、岡山県矢掛町のライブで一度聞いたことがある。

男性と女性の2人グループで、演奏と歌がとても上手かった。 曲の世界に引き込まれてしまった。 

その時の演奏終了後、イブニングサンのお二人と会話をする機会が持てた。

話の中で、自分の演奏についての悩み解決の糸口のようなものについて、アドバイスを聞くことができた。

演奏者の側からの話を聞くことができ、勝手にこの同世代?のグループを身近に感じているのだ。



月いちライブは10時開演。 9:55、会場に入る。 この時間にしては、客席の人が少ないようだ。 

すると、月いちライブの担当者の方がこちらに来て、

「・・・・さんですね。次回の出演を来年の2月と伝えていましたが、都合により3月に変更させて下さい」とのこと。

自分「はい、分かりました。よろしくお願いします」と。

『まだ、約1年も先じゃないか、しっかり練習しておきなさいということかな? 気長に待っておこう』



10時前、尺八の演奏準備が始まる。 楽器・譜面台・譜面等を各自持って登場される。

10時、司会の紹介で演奏が始まる。

竹朋会のみなさんによる2曲。「礎訓松」「利根の舟歌」





                 
                                
竹朋会の皆様による尺八演奏




2曲が終了する。 司会「まだ、少し時間がありますから、何か演奏されてけっこうですよ」と。

すると、リーダーの方が、「王将」を演奏される。 これは、よくわかる。

数十年前、村田英雄さんという方が歌われた当時のヒット曲だ。 「♪か~つ~とお、おもう~な~、おもえば、まけ~よ~」

はっきり言って、プログラムに載っている2曲「礎訓松」「利根の舟歌」は、よく分からなかった。

時間調整のこの1曲「王将」は、よく分かる。 『うまい! 尺八で、こんな演奏ができるんだ!』と、感心する。

ビブラートなんぞ、絶妙だ! 竹朋会のみなさんが練習しておられる理由が分かったような気がする。

が、自分は『尺八を習ってみよう』という気にはならないようだ。

大きな拍手で尺八の演奏が終了する。



おっ、イブニングサンの2人が準備を始めた。 スピーカボックス・キーボードスタンド・キーボード・マイク・マイクスタンド・・・・・

等々・・・、慌ただしく準備をしている。

この光景を見て、いつも思う。 『この準備を手伝ってくれるスタッフはいないのかな?』と。

昨年の7月、自分が演奏者だった時も、アンプ・譜面台・マイク・マイクスタンド・・・すべて自分で準備し片付けた。

機材や準備物などは演奏者が一番よく分かるとは言え、やはり手伝って欲しいものだ。

今日の、イブニングサンのお二人も大変そうだ。

女性の方が重そうなスピーカを運んでいる。キーボードもキーボードスタンドも。

男性の方は、ちっちゃなウクレレを持って登場される。・・・・あれ?・・・。

やっと、ステージが整いました。

① 夕陽(イブニングサン オリジナル曲)が始まる。

  フルートのメロディーラインがいい。 癒される。




                 
                              イブニングサンのお二人による演奏



② NHK朝ドラメドレー(あまちゃん~春よ来い~にじいろ~麦の唄~365日紙飛行機)

③ 初恋の人に似ている(トワエモア)

  その曲がヒットした年代、その年代に起こったできごとや世相などを紹介しながらの演奏が続く。

④ 空よ(トワエモア)

⑤ 府中焼きマンボ(イブニングサン作詞作曲)

  最後の曲は、途中に聴衆のみなさんもリズムに合わせて拳を突き上げるという参加を求められ、みなさんノリノリで聴いている。

やはり、お上手だ。 聴衆のみなさんはいつの間にか曲に引き込まれて楽しんでいる。 


イブニングサンの歌が終了する。




最後は、府中シティーオーケストラのトロンボーンパートの4人組のみなさん。





                 
                                 
トロンボーン四重奏団 



10:50、演奏が始まる。

① オープニングで「青い山脈」が演奏される。

   4本のトロンボーンが音を出すと、大音量の迫力に圧倒される。

② 見上げてごらん夜の星を
             
③ 川の流れのように                                                

  2曲目と3曲目は続けて演奏される。
 
  その後、楽器の説明がある。 きちっとした音階を出す事が難しい楽器のようだ。
  
  そのトローンボーンで、難解なトリルの実演をしてくれる。 この奏者はかなりのテクニックの持ち主のようだ。

  『トロンボーンでこれだけのテクニックはできないのじゃないかな?』

④ ジ・エンターティナー

  さっきの説明と実演を見たあとで、この演奏を聴くと、この曲の難解さがよく分かる。

⑤ 誰も寝てはならぬ

⑥ ふるさと

曲と同時に、息づかいも聞こえてくる演奏で、生演奏の醍醐味を堪能することができました。



11:15、すべて終了しました。

今日の感動を、自分のギター演奏にも生かして行きたいと思える「月いちライブ」でした。



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