大アジ狙いが・・・        170819




前回7月23日、町内会釣り部会の出港では、アジが釣れた。 しかし、型がもう一歩。 

30cm級のアジは、見事に1匹もいなかった。

今日は、町内会の釣り部会のメンバーで前回のリベンジを狙う。 アジの型と数、両方満足できる結果を目指す。



7:00、町内のJA栗生支店の駐車場に集合し、車2台に分乗し出発する。

今日のメンバーは、Kさん・Tさん・Mさん・隣のおじさん・船長の5名で出港する。

いつものように、釣り具店とコンビニに寄って、仕掛けと餌、スタッフ用の飲み物と弁当を購入する。





                





以上で、準備は完了。 マリーナへ向けて出発する。

7:50、マリーナ着。

さっそく、出港桟橋を確認する。 マイボートは、前日に給油を終えて繋留してある。

「さあ、今日は予定通り8時に出港して、大アジ狙いだ。」と、スタッフみんなで出港桟橋へ移動する。





                           
                                     
繋留中のマイボート




スタッフ全員乗船。 荷物も全て積み込む。

『エンジンスタート!』と、バッテリーとのコネクターを「ON」にしようとすると、すでに「ON」になっている。

あれっ? いやな予感がする。 『ひょっとして、前回の釣りを終えてバッテリーの接続をOFFにするのを忘れていたのか?』

『そんなはずはない、キーを回してみよう』と、セルモータを作動しようとするが、・・・『あれっ!!』、セルモーターが動かない。

『もう一度』・・・動かない・・・『もう一度』・・・動かない。

やはり、そうだ。前回の釣りを終えて、電気系統のスイッチをONのままにしていたのだ。

マリーナスタッフに連絡したいが、マリーナの営業時間は9時から。 現在、8時過ぎ。

運が良ければ、スタッフが出勤しているが、どうだろうか?

マリーナのオフィスを、覗いて見る。 『あっ!いた!』 早朝の仕事があって早く出勤されていたようだ。

『助かった』、状況を説明すると、すぐバッテリー充電器を桟橋まで運んで充電を始めてくれる。

しかし、このように全く容量がなくなっている場合は、「一度充電しても海上でエンジン始動ができない場合もある」とのこと。

40分間の充電を終えて、再びエンジンを始動をしてみる。

一発で、始動する。 『よかった、こんな事で出港が中止なんて事にならなくて』

『今日は、海上でエンジンを止めることはしないようにしよう』 燃費は、悪くなるが海上でエンジンが始動しなくて漂流するよりはよい。

1時間遅れて、9:00、出港する。 

前後して、ホテル「ベラビスタ」のお客が、加島のマリンアクティビティを目指して出港している。





                
               
クレーン下を離れる                                   加島のレジャー施設へ向かう人たち

                                         


                
            
   待機中の遊覧飛行機                                 今日の高見山は、まずまずよく見える




今日は、まずハチカサノ瀬でアジを試してみる。 

今日の潮は、中潮で満潮が8:20。 ということは、今日も田島・横島の間の睦橋の下を通過できるということだ。

マリーナを出港すると南へ進み、睦橋を目指す。

 



             
                                  
   今日の行程地図




穏やかな海面を南へ進む。 



                                    




睦橋が近づいてくる。

いつもこの橋の下には、釣り人がいる。 このあたりでは有名な釣りポイントのようだ。





                          
                            


           

今日も橋の下では、釣り人が頑張っている。





                          
                                      
橋の下の釣り人



橋を抜けると、横田漁港に入る。

田島側を見ると、釣り堀がある。 時々釣り人は見ることができるが、釣り上げている場面は見たことがない。

横島側を見ると、村上釣り具店が見える。 ここでは、何回か小さな船外機付きの釣り船を借りて出港したことがある。

その頃は、田島の南側の磯でメバルなどが釣れていた記憶がある。





                
                   
釣り堀                                            村上釣具店




                          
                                   
帰港してきた漁船
                              



田島側の波止上には、たくさんの釣り人で、混み合っている。 横島側の波止にも釣り人が、頑張っている





                
                 
田島側の波止                                         横島側の波止
                                      



離れ波止の右側を回って出ることを意識しながら波止の南側へ抜ける。 坊地ノ瀬戸へ出る。

海は穏やかな様子。 40km/hで南へ走る。 すぐに備後灘に出る。 





                          
                                   
南へ走る




進路を東へとる。 ここから、ハチカサノ瀬まで約10km。 快調に走る。

9:30、ハチカサノ瀬の浮標近くに到着する。





                          
                                  
  ハチカサノ瀬浮標




魚探の画面を見ると、底の方に魚影らしきものが、たくさん映っているように見える。





                          





スタッフのみなさん、さっそく鳴門船サビキをセットし投入する。

しばらく、頑張っても釣れない。 ??? 

おかしい。 なにが原因なのか?  時間だけが経過する。

10:00、釣れない。 先ほど小さなギギが釣れたのみ。

10:15、諦める。 走島へ移動して小物釣りをして、また帰りにこのポイントに寄ってみよう。

移動を始める。 




            
                                  
今日の行程地図                            




ハチカサノ瀬から走島は、すぐそこに見える。

海上は穏やかだ。 東へ移動する。 走島に近づくと定置網がある。 

この定置網のブイに注意しながら走島の天女浜海水浴場の西側の浜を目指す。

10:30、天女浜海水浴場西側の浜に着く。 水深5~6m辺りにアンカーを掛ける。 

お盆を過ぎると、天女浜の海水浴客は、少ない。






                           
                                  
人も、まばらな天女浜海水浴場





スタッフのみなさん、さっそく虫餌をつけて様々な方向へ投入する。

すると、すぐにアタリがある。 キス、ギザミが入れ食いに近い状態で針に乗ってくる。
                         
「ここは、毎年良く釣れるポイントだなあ。今年も例年通り良く釣れる」

釣果が少しずつ増えていく。

しかし、例年と少し違うことがある。  なんと、キスの良型が多い。 「例年、こんな大きいキスが釣れていたかな?」

「いや、こんな良型が釣れるのは今年の特徴だ。今までこんなことはなかった。」





                





                





キスの25cm、26cmクラスが混じりながらの釣りは手応えがある。

150匹近く釣ったところで、「そろそろ、ハチカサノ瀬に再チャレンジしてみるか」ということで、アンカーを上げる。





             
                                
       今日の行程地図                            
                                





12:10、今日2回目のハチカサノ瀬。





                
               
今日、2回目のハチカサノ瀬                                漁探の反応は、さみしい限り
                                      
                           


さて、この潮でどうだろうか。 状況は、好転しているのだろうか? 魚探で確認してみる。

少しずつ移動しながら、ハチカサエリアを観て回る。 しかし、反応はよくない。

「せっかく、来たのだから・・・」と、ポイントを少しずつ替えながら竿を出してみる。

しかし、まったくアタリがない。 もちろん、釣果もない。

12:35、諦める。

12:40、さらに西へ移動を始める。  

因島の三庄湾に行ってみる。 ここは、今日のスタッフの一人、Tさんがよく竿を出しているポイントなのだ。

時々、大物も釣れるポイントらしい。






             
                                    
今日の行程地図                                      




13:20、三庄湾に入る。 

北側の特徴的な形をした岩場を北に観ながら湾の中に移動する。





                           
                                
三庄湾の入り口の北側岩場




湾内に入ると、北側には、こんもりとした山と崖が続いている。





                        
                           
 北に、この山を見ながら釣りを始める




13:25、崖の前の水深20m辺りで釣りを始める。 風があり船は流されながらの釣りになる。

スタッフのみなさんの仕掛けは、様々。 サビキあり、ジグあり、餌釣りあり、鯛ラバあり、小アジの泳がせ釣りまで、様々。

すると・・・・

13:30、アジの泳がせ釣りをしている竿が大きく曲がって震えている。 

慌てて竿を起こす。 上がってきたのは、食いちぎられた餌の小アジだけ。

「あ~っ!」と、落胆の叫びに続いて、スタッフのみなさんは戦闘モードに突入。  大物狙いの緊迫した雰囲気に。

13:40、鯛ラバの竿を持っているスタッフが、大きく竿を曲げている。 上がってきたのは・・・・・

40cmオーバーのマゴチ。




                           
                                     
マゴチが釣れる



風が強くなった。 水深20m辺りから始めた釣りも、すぐに水深10m辺りに流されてしまう。

同じエリアを釣るために、何度も『元のポイントに帰っては流され、帰っては流され』を繰り返す。

続いて、・・・・

13:50、グチ(30cm超級)が上がってくる。





                           
                                   
良型のグチが上がる




スタッフのみなさんは、『ここは釣れる雰囲気のあるところだ』と確認することができた。

いつもは、プロの遊漁船もやって来るポイントのようだ。

しかし今日は、強めの風が常に吹いている。 また、風がないときに来てみたいポイントだ。

14:35、ここでの釣りを終了する。

14:40、因島大橋を目指して移動を始める。





              
                                         今日の行程地図
                         


次は、因島大橋の下で、ママカリを狙ってみる。

今日の干潮は、14:47。 それから30分後になると活発にアタリがある予定だが・・・。

ちょっと心配なのが、午後の干潮の潮は、午前中ほど活発にアタリがないのだ。

でも、ママカリだから、入れ食い状態にはなるだろう。 なってほしいものだ。



14:50、因島大橋の下へ着く。

今、干底の時間帯だ。 笹島の周りも干上がっている。 





                
              
 因島大橋下へ到着                                     笹島の周りも干上がっている                               




ママカリ狙いらしきボートは、まだいない。

ママカリの潮になるまで、待つことにする。 スタッフのみなさん、いろんな仕掛けを持参している。

キス仕掛け、タコ仕掛け、ジグ等々で楽しんでいる。

ちょっと気になるのは、干底を過ぎてもママカリ狙いらしきボートが来ないこと。

午後の潮は、ママカリは釣れないということか?  いやいや、そんなことはないはずだが・・・

気になりながら、不安になりながら待つ時間は長い。

ママカリ狙いのボートではなく、水上バイクが因島大橋の下を駆け抜けていく。





                
              
疾走する水上バイク                                     




15:20、やっとママカリが釣れ始める。

しかし、入れ食いにはならない。 

ポツポツと、しかもママカリサビキの針10本のうち、2~3本に乗る程度の寂しいママカリ釣り。

『ポツリポツリでも、釣れているから頑張ろう』と、16:00過ぎまで頑張る。

イメージしていた入れ食い状態のママカリ釣りとは、ほど遠い現状に気持ちが萎んでしまった。





                          
                                  
退屈するようなママカリ釣り



ついにギブアップ。

周りを見回すと、3艇ほどママカリ狙いのボートがいる。 どれもあまり釣れていないようだ。

やはり、心配していた「午後の干潮後のママカリ潮は良くない」というのは、本当のようだ。 今までも、そうだった。

今日の釣りは終了しましょう。

16:20、撤収。  マリーナを目指し移動を始める。





              
                                    今日の行程地図                              



マリーナへ帰港の連絡を入れる。

16:40、正面にマリーナが見えてくる。 

16:45、無事帰港しました。





                          
                                    
ベラビスタマーナ




いつものように、釣果の仕分け、ゴミ処理、船艇掃除、エンジン注水等々を終え、終了です。

町内会の皆様と記念撮影も。 次は爆釣を期待しています。



                                  
                                    
今日のスタッフ集合写真            




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                            今日の釣果                            







                  
                                                               
              キス・ギザミ約200匹(13~27cm)、コチ1匹(40cm)、グチ2匹(30cm)、ママカリ約50匹、鯛1匹(10cm)



                                              
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