また、アジ狙い   170827




前回(8月19日)の出港では、キス・ギザミの良型とママカリが少々釣れたのみだった。

今回の出港では、ぜひ前回のリベンジをしたい。 

なかなか、自分の都合がつかなかった。 「8月27日だったら、なんとかなりそうだ」と、分かったのが2~3日前。

急遽、マイHPの掲示板に、出港の件をアップした。

多くの釣り友のみなさんは、この1~2日の間に、マイHPの掲示板を見かけるチャンスは、なかったのだろう。

結果、今日の出港スタッフは、Mさん・隣のおじさん・船長の3名になった。

釣友のみなさん、お誘いが直前になってすみませんでした。



7:00、自宅を出る。

7:20、松永へ入る。 今日は、快晴ではないが雨の心配はないようだ。





                          
                                     
今日の天気はまずまずかな




7:25、釣り具屋さんに寄って青虫と氷を購入する。




                          
                                  
柳津町のタイム




続いて、コンビニに寄って、弁当と飲み物等、購入する。

マリーナへ移動する。

7:55、マリーナ着。 







                
               
マリーナ入り口                                      ビッグボートとマイボート                                      



今日は、Mさん・隣のおじさんと船長、3人での出港になる。 Mさんは、すでにマリーナに到着している。

マリーナに入り、出港桟橋を確認する。

今日の早朝出港予定のビッグボートとマイボートが繋留されている。

ビッグボートと並んでいるマイボートは、えらい小さく見える。 「あんなに小さかったっけ? ミニボートだ!」と。

今日の出港スタッフ3人、出港桟橋へ降りて荷物を積み込み、乗船する。 今日は、予定の時間に出港できそうだ。

エンジンを始動する。 快調なエンジンの音。

8:00、出港する。





                





海上繋留艇のビッグボートがまた増えている。 そして、赤色の遊覧飛行艇がある。 塗装を赤色に変えたのかな?

さて、今日の高見山は、どうだろうか?





                          
                                    
少し霞んで見える

 


今日は、先ず因島大橋下へ行って、ママカリを狙ってみる。

今日の潮は、干潮が8時過ぎになる。 ということは、ママカリは8:30頃からアタリが出てくるだろう。

今から行くと、ちょうど釣れ始める前には着けるはずだ。





               

                                       今日の行程地図




マリーナを出発すると、百島と加島の間を南下する。

百島の別荘群のある浜では、釣りをしている人たちがいる。 キス狙いかな?





      
          
             浜で釣りをしている人がいる                                   旧加島海水浴場




旧加島海水浴場は、現在ベラビスタのお客が利用するアクティビティー施設があると聞いた。

しばらく、南下をすると西へ舵を切る。 

因島大橋が見えてくるが、ママカリ狙いのボートらしきものは見えない。

因島大橋よりも、ずっと手前に小さな船団がある。 様子を見ると、タチウオを狙っているように見える。

釣り上げるところは、見ることができない。

8:15、因島大橋下に着く。 まだ、ママカリ狙いのボートはいない。

マイボートが、今日の一番乗りのようだ。 一番乗りならいいが、まったくボートが来ないのかもしれない。 不安になる。

まだ、ママカリの潮ではないが、竿を出してみよう。  釣れない。

8:20、ぼちぼちボートが集まってくる。 ママカリ狙いらしい。

8:25、ママカリが釣れる。 ポツポツとママカリが釣れ始めた。

ママカリ狙いのボートが、集まってくる。 十数艇くらいいるかな?

9:00を過ぎると安定して釣れるようになる。 しかし、このエリアすべてではない。

笹島西側の、ほんのわずかの範囲で入れ食い状態になっている。 ピンポイントで釣れている。

そのことを予想して、そのポイントにアンカーを掛けているボート1艇が入れ食い状態になっている。





                   
                             
       この日のママカリポイント図


      

いつも、ママカリポイントは、笹島のすぐ西辺りだが、今日は本当にピンポイントの狭い範囲だけで釣れている。

みんさん、このポイントに少しでも近づこうと、苦労されている。

マイボートも、このポイントに近づいて仕掛けの投入を繰り返す。





                
              
 ポツリポツリと釣れ続く                                   時には良型も混じります




マイボートでも、入れ食いとはいかないが、ポツリポツリと釣れ続いている。

隣の麦わら帽子のおじさんは、アンカーを掛けて、一人入れ食い状態になっている。





                           
                                  
入れ食い状態のおじさん




この状態が、9時30分になっても続いている。 マイボートでは、ママカリが150匹ほど釣れている。

『もうこのくらいで充分だ。 このポイントは終わりにしよう』ということで、ママカリ仕掛けを撤収する。



9:35、次のポイントへ行こうと、東へ移動を始める。

すると、少し東海域にタチウオ狙いらしいボートが数艇留まっている。 その船団が気になる。

船団に近づいて魚探で、確認してみる。 タチウオらしい反応はない。





                                                  
                                 
 タチウオ狙いらしき船団




しかし、その船団は、いくらかタチウオを釣り上げているようだ。 今は、しばらくアタリがないといった雰囲気のようだ。

今、釣れてないのなら、ここに留まることはやめよう。 



9:50、マイボートは、タチウオ狙いに見切りをつけ、三庄湾目指して移動を始める。





               
                                     
今日の行程地図




10:00、三庄湾入り口に着く。





                          
                                    三庄湾入り口の岩場




三庄湾に入り、少し西へ進むと水深20m辺りに魚礁がある。 その辺りから流し釣りを始める。





                          
                                 魚礁ポイントから岸壁を見る




今日は、9:30頃から風と波が出てきている。 現在、1m近くの波と強風がある。 釣りにくい。

強風のため、船はポイントから流され、すぐに水深一桁の浅瀬に流されてしまう。

【ポイントに戻っては、流される】を、数回繰り返したところで、ギブアップ。

今日は、このポイントで、アタリは、ないようだ。 今日は、ここで釣れる気がしない。 移動しよう。



10:30、移動を始める。 次は、ハチカサノ瀬で、アジを狙ってみる。





               
                                              今日の行程地図




移動を始めるが、強い向かい風と波で、とても大変な航海になる。

ボートが、上下に揺れる。 「揺れる」というなやさしい動きではない。 

『激しくゆさぶられる』
 『海面にたたきつけられる』ような海の状況になっている。

波を1つ越えるごとに、船は海面にたたきつけられる。 船艇が分解してしまいそうだ。

海面には、流木なども流れているようだ。 

流木やゴミを避けながら進んでいたが、一度 「ゴン!」という音と震動を感じた。

『あ~! また、ボート屋さんに船艇の修理をお願いしなければ・・・・・』等と、いやなことを考えてしまう。

幸いなことに、浸水や震動・傾きなどはなく普通に航海できているようだ。 『帰港後、船艇の確認をしよう』


11:10、やっと、ハチカサノ瀬に着く。





                
          
ハチカサノ瀬で掛かり釣りをしているボート                               ハチカサノ瀬浮標




ハチカサノ瀬では、掛かり釣りをしているボートがいる。 

魚探で、ハチカサエリアの海中を確認してみる。 





                          
                                  
 良い反応は、ない



浅い所から深いところまで確認するが、良い反応がない。
 釣れる気がしない。

『先に、走島でキス・ギザミを釣って、帰りに再度ハチカサノ瀬を狙ってみよう』と、走島へ向かうことにする。





               
                                      今日の行程地図                                




11:20、走島へ移動を始める。 

まだ、海は風が強い。 波も高い。 船艇を持つ手に力が入る。





                          

                                    走島目指して進む



走島の天女浜西の浜が近づいてくる。  このあたりに来ると、風裏になるからだろうか、風と波が小さくなる。

11:35、水深5m辺りにアンカーを掛ける。  海上は穏やかだ。

ここは、例年だと、キスのサイズは、まさに「夏キス」。

しかし、今年の天女浜西は違う。 キスの25cmクラスが多数上がってくる。

今日も、キスの良型が釣れるのではないかな? 期待は膨らむ。





                          
                                  天女浜西のキスポイント




11:40、仕掛けを投入する。 すぐにアタリがある。

キス・ギザミが、ポツリポツリと上がってくる。  予想通り、25cmクラスの良型キスも混じっている。





                
               
仕掛けを投入する                                      良型キスが上がってくる                       



 
良型が混じりながら、キス・ギザミが、ポツポツと上がってくる。

12:30、イケスの中には、キス・ギザミが30匹あまり泳いでいる。

先ほど、寄ってみたハチカサノ瀬が気になる。 

今日の潮は、14:30頃に満潮を迎える。 ということは、これからハチカサへ行くと満潮前で釣ることになる。 

タイミングとしては、いいのではないかな?

キス・ギザミは、このくらいにして移動することにする。

12:35、ハチカサノ瀬へ移動を始める。





               
                                      今日の行程地図

                


12:45、再びハチカサノ瀬にやって来る。

午前中に、ハチカサエリアで掛かり釣りをしていたボートが、まだ頑張っている。

午前中と同じポイントで釣りをしているようだ。 頻繁にアタリが続いているようには見えない。

しかし、ずっと同じポイントで釣りをしているということは、そこそこ釣果があったようだ。





                          
                               
長時間ハチカサノ瀬で頑張っているボート




魚探で、ハチカサノ瀬エリア内の魚影を確認する。 時々、アジらしい魚影が映る。

魚影を見ながら、閃くポイントで仕掛けを投入する。

13:00過ぎ、むむむさんの竿に突然アタリがある。 竿先が海中に引き込まれる。 

タマ網を持って待ち構える。

竿は大きな弧を描いている。 タマ網を持つ手にも力が入る。 やがて、海面に現れたのは・・・・・・。

・・・アジ。  『う~ん、まあまあかな。』  30cmを少し切る中型サイズのアジだ。

また、しばらくして、同じような型のアジが上がってくる。

30cm弱のアジが2匹上がると、『この辺りでやってみよう』という気持ちになる。

13:20、ハチカサノ瀬エリアの水深20m辺りにアンカーを掛ける。

しばらくして同じような型のアジが2匹上がる。

13:40には、イケス内のアジは4匹になった。

それから、しばらくアタリがない時間帯が続く。



14:20、むむむさんが大きく竿を曲げている。 船長が慌ててタマ網を準備する。

時間をかけて上がってきたのは、なんと、ヤズ。 先ほど30cm弱のアジを見慣れている目には、とても大きく見える。




                              
                          
                                 
久しぶりに釣れたヤズ(35cm)
 



ヤズが釣れると、スタッフのみなさん、俄然やる気が出てくる。  

しかし、釣れない。 魚探には、魚群の反応らしき物が映っているように見えるのだが・・・・。

ハチカサノ瀬エリアで午前中から頑張っているボートも釣れている様子はない。





                          
                                他ボートも釣れている様子はない




魚探にも魚の反応らしき物がなくなった。 ハチカサノ瀬を諦める。

内海大橋辺りへ移動することにする。

14:45、移動開始。




               
                                        今日の行程地図




午前中には、海上の風と波が強かったが、午後になると穏やかな海に変わっている。

時速40km/hで、快調に阿伏戸の瀬戸を目指す。

右側に小室浜海水浴場が見えている。 今日は、砂浜が見えないくらい賑わっている。

遠方なのでよく見えない。 たくさんの車があるのか、小型ヨット(ディンギー)が陸揚げされているのか?

今日は、小室浜で何か催し物が開催されているのだろうか。




                          
                                  賑わっている小室浜海水浴場




阿伏兎観音が近づいてくる。 いつものように観音様に、航海安全のお礼をしながら通過する。

一度でいい、大漁のお礼をしてみたいものだ。





                
                   あぶと館                                           阿伏兎観音




あぶと館の前海域や護岸に、釣り人はいない。

内海大橋を目指して、阿伏兎の瀬戸を西へ走る。





                          
                                   
 正面に内海大橋
                           



15:00、内海大橋の下を通過し、西側へ移動してスピードを落とす。

田島寄りの橋脚下では、タコ狙い?のボートが流し釣りをしている。

マイボートは、航路近くの橋脚の西側に近づいて、キス・タコ等を狙ってみる。 





                
            この橋脚の西側近くで竿を出す                                   タコ狙い?のボート




しばらく、頑張ってみる。 が、まったくアタリがない。 釣れる気配もない。 魚種はなんでもいいのだが・・・。



15:10、プチ移動をしよう。

内海大橋の下を、再び東側へ移動する。 岩船港近くに大型クレーンがある。 そのクレーンの沖合から、流し釣りをしてみる。





                          

                                   岩船港近くの大型クレーン




状況は良くない。 またまた、移動して見る。 少し内海大橋に近づいてみる。

そこから、潮に任せて流し釣りをする。  また、状況は変わらない。 良くない。

潮に、ゆっくりと内海大橋方向へ流され、たくさんのボートが繋留されている河口まで移動してきた。





                          
                              この河口(入り江?)まで流されてきた        




15:40、今日は、終了としよう。 仕掛けを撤収する。

マリーナへ、帰港の連絡を入れる。 

再び内海大橋を西側へ抜けて移動を始める。





                          
                                  マリーナに帰ってきました




15:50、無事帰港。 船艇上架。 





                          
                                    マイボート上架中




船艇掃除、ゴミ処理、エンジン洗浄、釣果分配のあと解散となりました。

次回は、アジのラストチャンスでしょうか、タチウオも狙ってみたいものです。

釣り友のみなさん、またよろしくお願いします。



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                        今日の釣果




               
                 ママカリ約150匹、キス(25~15cm)、カワハギ1匹(27cm)、アジ4匹(30~25cm)、ヤズ(35cm)


                                                
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