稲ワラ提供      171027



天候の影響や田んぼの排水の影響で稲刈りが遅れていた。 今日、27日から我が家の稲刈りがスタートする。

今年も多くの諸団体から稲ワラの注文が来ている。 多くが、町内会からのものだ。

町内会で、新年のとんどを製作するので稲ワラを大量に使用されるらしい。 

我が町内でも、とんどづくりに大量の稲ワラを使う。 何軒かの農家のみなさんが提供する。

最近は、とんどづくりはするが、稲ワラがない。しかし、「町内に米作りをしている農家がない」という地域が増えているようだ。

年々、『稲ワラを提供して欲しい』という町内会などの諸団体が増えているようだ。



今日、27日に諸団体のみなさんに我が家の田んぼにワラをとりにきて頂くように連絡している。

13:30、今日は、平日だがどの団体も軽トラや人員を揃えてやってこられる。

普通の稲刈りでは、コンバインの後から稲ワラがチップ状に切断された状態で排出される。

ところが、今日のように稲ワラを提供するときには、コンバインのカッターを止め、ワラを切断しないで、そのまま排出する。

そこで、ワラを必要とする人達が、コンバインの後について、稲ボコリと一緒に排出される稲ワラをかき集めながらついて来られる。

稲の刈り取りを始める。 5~6名の方々が、ワラを束ねながらコンバインを追従するという稲刈りになる。

それぞれの団体のみなさんが、交替しながらコンバインの後に続く。

それぞれの運搬用の車に積み込む。

運搬用トラックの板バネが、反対側に曲がるほど稲ワラを積み込まれている。

積載重量ギリギリまで稲ワラを積み込み、持ち帰り空になったトラックでまたやって来る。

『こうしてみると稲ワラの量ってけっこうあるものなんだ、毎年、米の量は気になるが、稲ワラの重さなんて気にしたことはない』

どの団体さんも、数百キロgの稲ワラを積み込んでは帰り空にしてまたやって来られる。

3時間ほどで、どの団体さんも予定量の稲ワラを確保できたようだ。

みなさん、お疲れ様でした。


そうそう、毎年ではないが、福山の草戸稲荷神社の大注連縄(おおしめなわ)も、この田んぼの稲が使われています。

草戸稲荷神社の場合は、7年に一度のペースで、提供させていただいてます。


この田んぼの稲刈りが終了し、残りあと1枚で今年の稲刈りは終了です。

さあ、頑張りましょう。

ところが、この後、コンバインが故障し、おまけに雨まで降り出しました。

結果、稲刈りが終了したのは10月31日になりました。    (この日は、カメラを忘れ画像はありません、悪しからず)



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