とんどづくり      171216




町内会で行われる新年のとんど祭りに使用する「大とんど」づくりが始まる。 今日と明日の2日間で完成の予定。

毎年、2日かけて大とんどを完成させている。

朝8時、町内の芦田川河川敷に町内会の人達が集まる。

焚き火を囲みながら、世間話やとんどづくりについての話が始まっている。

とんどづくりの話では、昨年度から出ていた製作期間短縮の話題が出る。

2日間は負担が大きいので、1日で完成するようなとんどにしようという声がある。

町内の多くの方が、同じ思いを持っておられるようだ。

来年は、1日で完成できるように、とんどを小型化し、準備をそれなりにしていこうという話になる。



8:00過ぎ、孟宗竹の切り出しから作業が始まる。 

2グループに分かれて、町内の孟宗竹切り出しポイントへ移動する。






                







             






町内から、100本近い孟宗竹が集まってくる。

竹は、とんどの骨組み・はちまきの藁を挟むもの・竹の小枝のはちまきにもなる。

さらに、戌(いぬ)年生まれの人達が行う点火のトーチにもなる。

さらに、さらに、とんど祭り当日の盃(さかずき)にもなる。





                           





竹と同時に、稲藁も大量に集まっている。

この稲藁で、とんどのはちまき(とんどの外周を囲む藁)をつくる。 

四角錐のとんどは4面ある。 ということは、15種類のものを、それぞれ4枚ずつ製作することになる。

また稲藁は、とんどの四方に吊り下げるぼんぼりにもなる。


40名近くの町民のみなさんが、それぞれの小グループに分かれて作業を始める。





                
      
   竹を4分割してはちまきの藁を挟む竹制作中                     はちまきに使う竹の節を除去している真っ最中





                
       
とんどを囲むはちまきになる稲藁を整える作業真っ最中                             とんど本体制作中





                
              
               はちまき製作中                                   とんどの中に入れる廃材運び込み中




                      
午後4時、今日の作業は終了です。





                            





明日は、とんどの骨組みに稲藁でできたはちまきやぼんぼりを取り付け、とんどを起こします。





                                       



12月17日、とんどの骨組みに、はちまき・ぼんぼりなどを取り付けます。

とんどを立てます。

さらに、新年からの干支である戌(イヌ)の頭をとんどに取り付けます。



この「犬の頭」は、今年も隣のおじさんが1ヶ月ほどかけて製作したものです。

毎年、干支にちなんだオブジェを製作して頂きますが、今年も立派なイヌの頭ができました。

やや小振りな今年のとんどだけに、戌(イヌ)がひときわ大きく見えます。



午後3時、今年もとんどが完成しました。 町内のみなさん、お疲れ様でした。





                     
                                        完成したとんど



         
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