2018年    初 釣 り    180121

 

                            
前回の出港(11月12日)の後で、「次回の出港は、来年の1月あたりかな?」ということになっていた。

今年になって、釣り友のみなさんから出港日程の提案があった。


『1月14日に出港しよう』とお誘いを頂いて、釣り友のみなさんも、都合が良いようだった。

しかし、ちょうどその時、船長が体調を崩していたので、実行に移すことができなかった。

そこで、船長の体調が回復しているであろう『1月21日の出港』ということになった。

しかし、今度は、釣り友のみなさんの都合が悪く、参加者は、むむむさんと船長だけ、ということになってしまった。

出港日前日、むむむさんからメールが届いている。

『明日はよろしくお願いします。ドラゴン級のタチが釣れてるようです。』とのこと。



1月21日(日) 8:00、自宅を出発する。 松永方面へ走る。

出発してすぐ、『あれ!?ガソリンが残り少ない、マリーナに着くまでに給油しておこう』

途中、松永町のGSで給油をする。



8:30、柳津町の釣り具屋さん「タイム」に寄る。

タチウオ用に「冷凍イワシ」を購入。




 
                          





店主に、「タチウオ狙いのお客様は来られましたか?」と尋ねる。

店主「たくさん来られましたよ」

店主、「どこに行かれたか、わかりませんよ」と。

タチウオは、釣れているようだ。



8:43、浦崎町のコンビニに寄る。

いつものように弁当と飲み物購入。 夏場のようにたくさんの飲み物はいらない。





                          





さあ、マリーナへ急ごう。



8:57、ベラビスタマリーナの駐車場に入る。

すでに、むむむさんの車は駐車場にある。 出港桟橋入り口あたりを見ると、むむむさんが見える。

むむむさんと挨拶のあと、マリーナフロントへ行き出港の連絡をする。





                
                
マイボート下架中                                         マイボート移動中




やがて、マイボートがフロント前をクレーンの方へ移動して行く。

すぐに、クレーンで下架して頂く。 

出港桟橋には、超大型50Fクルーザー・30Fクルーザーの2艇が繋留されている。

マイボートは、クレーン下から、そのまま出港することになる。





                          





クレーン下の海上で給油を終えたマイボートへ、むむむさんと船長が乗船する。

エンジン始動。 『エンジンは快調だ』

9:25、クレーン下から出港する。





                          
                                  
 クレーン下を離れる




マリーナの遊覧飛行艇も営業の準備・点検を始めている。





                          
                                     
遊覧飛行艇




マリーナから、向島の高見山を見る。





                          
                                 
やや霞んで見える高見山




今日の高見山は、やや霞んで見える。 海上での見張りを怠らないようにしよう。

今日は、タチウオ狙い。 先ず、セオリーどおり、因島の東海域に行ってみよう。

船団ができているはずだ。 その中に入って、タチ狙いをしてみよう。

マリーナを出て、西へ進路をとる。





                                
                               
     百島北端の貸別荘群




百島北端の貸し別荘群を左に見ながら西へ進む。

やがて、百島と加島の間を南へ進む。 

この辺りで釣りをしているボートがいる。 何を狙っているのだろう? マイボートの魚探には、魚の反応は出ていない。 

もちろんタチウオらしき反応はない。 でも、タチウオ狙いだろうか? 

潮によっては、この辺りでもタチウオが釣れるのだろうか?





                          
                                
百島と加島の間で釣りをするボート
  



百島と加島の間を南へ進む。 やがて、因島大橋が見えてくる。

この辺りから、因島東海域にできているタチウオ狙いの船団が見えてくるはずだ。





                          
                                   
見えてきた因島大橋




因島東海域を見まわす。 ・・・・・・・・と、ボートがいる、いる。  が、大きな船団ではない。

数隻集まっている船団?の中に入る。 水深約50m。 

9:47、冷凍イワシをつけて仕掛けを投入する。





                





周りのボートも竿を動かしてタチウオを誘っている。 しかし、なかなか掛けることができないようだ。

水深40m辺りに、タチウオの反応は表示されているのだが・・・。

潮に乗って、因島大橋方向へ徐々に流されていく。

すると、突然海上保安庁の巡視船がこの船団の中に入ってくる。

船団のみなさん、ライフジャケットを装着していない釣り人のみなさんは、慌てて装着している。

自分は、釣り竿を置いて、キャビンに避難する。 

自分ながら思う、『マナーの悪い船長だなあ』と。 『いつ観られても、法定装備は装着しておかなければいけないものなのだ』と。

反省です。





                           
                            
       釣り船に指導をする巡視船
                                      



この小さな船団は、徐々に因島大橋の方向へ流されていく。 魚探には、ずっとタチウオらしい影が映っている。

しかし、釣れる気配はない。 アタリもない。



このように、因島東沖海域をタチウオの魚影を追って移動する船団の中に入ってタチウオ釣りを続ける。

全く釣果がないまま、11:30になる。

この時間帯になると、タチウオ狙いの船団は自然消滅してしまう。

みなさん、諦めて帰港されたか、午後の釣れる潮になるまで他の魚を狙っているのか、どちらかだろう。

今は、タチウオは釣れない時間帯だ。 タチウオの潮ではないらしい。

マイボートも、どこかでタチウオが釣れる潮になるまで待つことにしよう。



11:40、因島の東側の南端にある三庄湾内に入る。

この湾の入り口には、あの烏帽子岩(エボシイワ)に似た岩がある。

サザンが歌ってヒットした ♪『チャコの海岸物語』に登場するあの一節。

♪ 海岸で若い二人が恋をする物語・・・・・・・・・烏帽子(エボシ)岩が遠くに見える・・・・涙溢れて霞んでる・・・・♪

♪ 心から好きだよ・・チャコ・・・抱きしめたい・・・浜辺の天使を見つけたのさ・・・♪ 

この歌の舞台は、湘南の茅ヶ崎。 でも、この因島の三庄湾入り口の岩も烏帽子(えぼし)によく似ている。

茅ヶ崎の本物よりも烏帽子(えぼし)らしい。





                                             
                         
  茅ヶ崎の本物よりも本物らしい因島の烏帽子岩                                                       



三庄湾に入る。 ここには、入り口近くで岸壁に近い辺りに、昔の魚礁が残っている。

その辺りを、かするように流し釣りをしてみる。

水深10~15m辺りを繰り返し流してみる。

12:15、むむむさんが竿を合わせる。 アタリがあったようだ。 竿先が小さく湾曲している。

『大物ではなさそうだが・・・・』

上がってきたのは、13cmのゲンチョウだ。

『さあ、これから釣れ始めるかな?』と期待したいのだが・・・・、良くならない。



13:30、少し北へ移動して、因島の椋浦港の外へ、ボートを掛ける。





                           
                           
椋浦港入り口あたりで掛かり釣りをしているボート




すぐ近くに掛かり釣りをしているボートがいる。 雰囲気として、アジを釣っているのかな? よく分からない。

マイボートもアンカーを掛けて、竿を出してみる。 しかし、何も釣れない。

そんな時、ふと東方向(当木島・横島方向)を見ると、大きな船団ができ始めている。



14:15、大きな船団ができている海域へ移動を始める。

横島方向へ移動すること10分。 

14:25、タチウオ狙いの大船団の中に入り込む。 ちょうど因島と横島の中間地点といったところか?

魚探の反応は、午前中と同じように、しっかりタチウオの反応が出ている。

船団の様子を見ていると、ポツリポツリと、タチウオが上がっている。 午前中よりも釣れているようだ。

14:35、魚探に映るタチウオの魚影は、ますます濃くなっている。

この大船団の中には、遊漁船もかなり含まれている。 プロも、この船団に入り込んでタチウオを狙っているようだ。

14:50、周辺のボートはポツポツとタチウオを上げている。

この状況を見ると、タチウオが釣れる確率は、午前中と違ってかなり高くなったような気がする。

この大きな船団は、潮に流されながら、ゆっくり、超ゆっくり、因島大橋方向へ移動している。





                
                                      


                
よ~く見ていると、船団の中のどれかの船がタチウオを釣り上げている。

入れ食いではないが、ちょうど「時合いの真っ最中」という雰囲気になっている。

しかし、マイボートでは、まったく釣れない。



15:50、ついに諦める。

今日は、釣れない。 いや、今日も釣れない。 

周りのボートは、ポツポツ釣れているのだが、マイボートだけは、まったく釣れない。

周りのボートが釣れているのを見ただけでも良しとしよう。

今シーズン、まだタチウオを上げていない。 今日もダメだった。



16:05、マリーナへ向けて出発する。 

16:20、マリーナの沖合まで帰ってくる。 

ここからマリーナを見ると、『やっと帰ってきた、今日も無事で帰港できた』と、思うのだが・・・・

今日は、『あれ?! なんか違ってないかなあ』と。

ベラビスタマリーナとホテルベラビスタの間の景色がいつもと違う? 

そうそう、雑木が切り倒され、道ができているような? 何かが違うような?

後日、その理由らしきことを知人から聞く機会がありました。 ある芸能人が家or別荘を建てたとか建てないとか?

また、詳しいことがわかったら、マイHPに載せてみます。





                           
                             
マリーナとホテルの間の景色がいつもと違う?



16:25、無事帰港。




                
                  
船艇上架                                         エンジン洗浄




いつものように、エンジン洗浄・船艇洗浄・ゴミ処理・釣果分配、いや釣果は、13cmのゲンチョウのみ、分配はなし。

よって、釣果写真もなしです。 釣友のみなさん、次回は、春の海で釣果のある釣りを楽しみましょう。



          
            
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