180707
雨が続いている。 大雨特別警報が発令されている。
今朝、起きて外の景色を見ると、いつもと違う。 いつもより見晴らしがいい。 広範囲を見渡すことができる。
『??・・・、あっ!! 竹がない!! ないのではなくて竹が少なくなっている、竹藪が一部分、なくなっているのだ』
やっと、思考回路がはたらき始めた。
さっそく、外に出て竹藪へ急ぐ。
家の前の小道(ここは小さくても一応市道です)の向こう側に作業小屋(米乾燥機・精米機・コンバイン等収納)がある。
その作業小屋の裏の地面が、なくなっている。
作業小屋の裏から、15m(後日、業者測定結果は23m)ほどの幅で竹藪の地盤が10mほど下へずり落ちている。
はるか下に、元地表だった部分が見える。
残っている地盤の先端を見ると、横にひび割れができている。
確認に地盤の先端まで行くとひび割れ部分が、今にも崩落しそうで危険だ。
実際、ここを観察している数分間の間に、さらに先端から1mほどの地盤が滑落した。
作業小屋の裏の敷地が、ほとんど無くなってしまった。
雨は、まだ上がりそうにない。
この状態にしておくと、まだ竹藪の滑落は続き、作業小屋が滑落するのは、時間の問題のように思える。
滑落部分の垂直部分と残っている上の水平部分にブルーシートを被せる。
これで、雨水の浸水を少しでも防がないと作業小屋が危ない。
ブルーシートで覆った崩落現場
竹藪は、このように地盤が滑落することはないと聞いていた。
しかし、それは間違いではないかと思う。
竹の根は、広く水平に広がるが、とても浅い。
いざ、一部分が崩落すると、その周りの網の目(ネット)のように繋がった竹の根が、周りの竹を引っ張り、広い範囲で落ちていく。
竹藪は、広範囲で崩落しやすいのではないだろうか。
竹以外の普通の樹木は、根が深く入り込んで、水平に繋がってはいない。
このように広範囲に崩落することはないように思える。
知り合いに、海の防波堤や岸壁等土木・建築の専門業者がいる。 この方に修理の依頼をしている。
しかし、このような特別警報が発令され、甚大な被害が続いている時期には、修理・工事の依頼が殺到しているらしい。
すぐに順番が回ってくることはなさそうだ。
崩落部分をブルーシートで覆って気長に待つとしよう。
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