3月の  「月いち演奏ライブ」     190317 




今日は、府中市文化センターで、月いち演奏ライブがある。

今日の演奏者は、次の3組。

① 箏曲の「寿会」さん    ②歌とギターの「藤井淳」さん    ③木管アンサンブルの「府中シティーオーケストラ」のみなさん

地元、府中の音を聴いて、音楽関係情報を仕入れてみよう。



10時10分前に、府中市文化センター駐車場に入る。 すでに駐車場は、満杯のようだ。

『なんで、駐車場が満杯なのだろう? なにか他の行事があるのかな?』

『そう言えば・・・、今日は、カラオケ関係の発表会があるとか、聞いたような気がするなあ』

その時、駐車場の奥の車が1台、出ていく。

『おっ! ラッキー、 すぐにその空いたスペースに車を入れよう』

10時2~3分前に、文化センターの月いち演奏ライブ会場(ホワイエ)に入る。

客席には、半分ほどのお客様が着席している。

『あれ!? なんでこんなに空席が多いのだろう?』と、もう一度、時計を見直す。

10時ちょうど、になっている。

進行の方が、マイクで開会の挨拶を始めている。

『どうして、今日はこんなにお客様が少ないのだろうか? 50名に満たないのでは? 

そうか、今日はカラオケ大会もあるのだ。多くの人がそちらへ行かれたのかもしれない』

珍しくお客様が少ない中で、月いち演奏ライブが開会する。



① 寿会(下川社中)・・・箏曲

     ◆ 泉         ◆ 琴歌 一 日本の歌       ◆ 初うぐいす  
     


                                   


                 琴の師匠さんと生徒さんの演奏で「泉」。

                 小学生(低学年)と中学1年生の子どもさんは、初めてのステージ体験のようです。

                 お子様は、2人とも落ち着いて弾けているようです。 たいしたものです。

                 このような年齢からステージの経験を積むということは、大切だと思います。

                 将来きっと、『早くから、いろんな経験ができていて良かった』と、思う時があると思います。



                 


                 琴と尺八の重奏で、「琴歌 一 日本の歌」 「初うぐいす」の2曲演奏

                 出だしに、ちょっとしたミス。 しかし、それを感じさせない安定した演奏です。

                 さすが、年の功? 

                 先ほどの小さい女の子のような、邦楽の後継者をどんどん育ててほしいですね。

                 琴や尺八でも、今の流行り歌などを演奏して、若い世代を邦楽に引き込むなんてことは、邪道なのでしょうか?

                 なんとか、邦楽プレイヤーを増やしてほしいものです。




② ネムカカ(藤井淳)・・・歌、ギター

                ☆ 涙そうそう    ☆ 糸   ☆ その他 オリジナル曲



                 

                 
                 いつも安定した歌とギター演奏を聴かせてくれます。

                 「涙そうそう」や「糸」で、聴衆のみなさんを惹き付けておいて、次にオリジナル曲を歌うというスタイルで、

                 自作の曲をPRされています。

                 日々の生活の中で、出会った出来事や自然に目を留め感じたこと等を丁寧に書き綴ったものに、

                 曲をつけて歌っていくというスタイルが確立されつつあるようです。

                 様々なものや出来事に対して、ピュアな目で見ることができているのは、すごいことだと思います。

                 自分のように、物事に対して、『まっ、そうなってもいいっか』、『へーえ、そうなんだ』、『しょうがないか』で、

                 済ませている人間から見ると、尊敬に値すると同時に、『そんなに頑張っていると疲れますよ』と、

                 言いたくなるような気も・・・。

                 また、彼は「西日本豪雨を考える・チャリティライブ」にも関わって、被災地復興に役立てるための活動にも

                 参加されているようです。 ご自身のピュアな感覚を、いつまでも大切に頑張ってほしいものです。




③ 府中シティーオーケストラ(木管アンサンブル):フルート・オーボエ・クラリネット・ファゴットの四重奏団

                 ☆ ふるさと(編曲パターン)        ☆ モーツアルトのメヌエット

                 ☆ モーツアルトの子守歌         ☆ 隅田川



                 

     
                 今日のメンバーの中に、妊婦さんがいらっしゃるということで、「音楽は胎教にいいのです」

                 というお話から始まりました。 赤ちゃんが、母親のお腹の中ににいるときから良い音楽を聴かせると

                 生まれてからでも、その音楽を聴くことがあると、泣いてる赤ちゃんが泣き止んだり、落ち着いた表情

                 になったり、するのだと説明がありました。 胎教にいいとされる音楽は、母親にもお腹の中の赤ちゃん

                 にも、よい影響があるようです。 そう言えば、10年?20年?前に、「農作物や観葉植物を育てる時に

                 モーツアルトの音楽を聴かせると成育が良い」なんて話を聞いたことがありますね。

                 

                 たのしいお話と共に、たのしいプログラムは進み、最後の曲は、今の季節を感じることができる「隅田川」

                 です。 

                 お客様の中から、『はーるのーうら~ら~のー、す~みーだーがーわー』という歌声が聞こえてきます。

                 

盛大な拍手をもって、今日の月いち演奏ライブは、終了となりました。
 
三団体の皆様、今日も楽しく工夫された演奏をお聴かせ頂き、ありがとうございました。

また、次回の演奏者の皆様、よろしくお願いします。



この月いち演奏ライブに来ると、音楽関係者の方とお会いする確率が高い。 というか、ほぼ100%の確率で、どなたかと会う。

今日は、昨年の12月まで、プラチナカフェで一緒に音楽活動していたピアノ担当のKさんとバッタリ遭遇。

自分「最近は、府中天満屋の2Fで、毎週月曜日12時から、ギターソロライブをやらせてもらってるんですよ」と、ぬかりなくPR。

また、来てもらえるかな?




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