大根の種蒔き    190417



夏物野菜である大根の種まきをしていなかった。 どういうわけか、メインの大根を忘れていた。

しかし、それ用の畝だけは、つくっていたのだ。

今日、やっと大根の種まきをする。




以前、つくっていた大根用の畝2つに、種子植え付け用の浅い溝をつくる。

その溝に種子を置いていく。

今シーズンは、この種蒔きに工夫(半分実験のようなもの?)を、している。

普通は、大根・人参・ホウレンソウなどの種蒔きは、浅い溝にバラ蒔きにする。

発芽してしばらく経った頃に、株間が適当な間隔になるように、間引きをする。

間引きをした『間引き菜』は、おひたし等にして食したりする。

ところが、自分はそうすることが好きでない、というか気に入らない。

せっかく芽を出したものを、成長途中で抜き取ってしまうことが、しのびないのだ。

3~4年前、大根を筋蒔きにして芽生えた大根を間引いて、それを食すのではなく、新たに畝をつくって植え直したことがある。

もったいない気がして、大根の間引き菜を再び、新しい畝に植え直したのだ。

近所のみなさんや、農業の大ベテランのお年寄りのみなさんは、

「植え直しをしても、間引き菜は必ず枯れる。食べるか、捨てるかの方がいいよ」と。

農業の大ベテランのみなさんの言われるとおり、間引き菜を普通に植え直したのでは、枯れてしまった。

では、・・・と、灌水の方法を工夫する。何度も失敗を繰り返した後、

やっと、全ての間引き菜が植え直した後も成長を続けてりっぱな大根に成長することができた。

しかし、その方法は、とても手がかかる方法だった。 灌水の回数を、「じょうだんでしょう?」と言うくらい多くしたのだ。

3日間ほどそれを繰り返した。

今年は、間引かなくてもいいように種まきの時から、一粒ずつ間隔を広く(約30cm)し、種まきをするという方法をとった。

米粒ほどの種子を、一粒ずつ親指と人差し指でつまんで、30cm間隔で溝の中に置いていく。 

2畝全て種まきをすると、ドッと疲れる。 でも、これで間引きをしなくても良いのだ。 全ての種子が大きな大根まで成長できる。

これは、あくまで、種苗会社がつくった種子の発芽率が100%近いものだと信じてやるしかない。



このようにして、2つの畝の浅い溝の中に、すべて種まきをすることができた。

種蒔き直後に、たっぷりと灌水をする。 当分の間、朝・晩の灌水を続けよう。




               
                           
手前に札がある2畝に大根の種蒔き、終了



今日の大根種蒔き、ご苦労様でした。




大根 その後の様子


4月21日

 4月17日に種まきをして、ずっと朝晩の灌水を続けています。

 4月21日の夕方の水やりをしながら大根の畝を観察していると、今シーズン初めて大根の発芽を確認しました。


           



4月26日 

 4月27日大根の畝を観察すると、子葉の間に本葉が出てきたようだ。

 先日の雨で、水分が充分に行き渡っている。 さらに、施肥(追肥)の影響もあるのだろうか。



                       



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