200314
昨年、ジャガイモは3月9日に植え付けをしている。 今年は、すべて遅れている。 今日、ジャガイモの畝づくりをする。
野菜畑のどの辺りに、畝をつくろうか?
いろいろ考え、斜面の一番下のエリアに植え付けをすることに。
この辺りにジャガイモの畝を造ろう
アルカリ度を少々高めてやるために石灰を少々と、肥料分を補ってやるために元肥用肥料を散布する。
雑草をしっかり粉砕することと、肥料成分をしっかり攪拌するために、小型管理機のロータリー回転数を上げて、深くゆっくり進めていく。
充分な耕しが終わると、畝の成形をする。
今日は、ジャガイモの植え付け用の畝づくりが目的だが、葉もの野菜の畝も造っておこう。
ジャガイモ用の畝を2つ、ほうれん草用の畝を1つ、つくる。
3つの畝(2つがジャガイモ用、右の1つがほうれん草用)完成
ジャガイモ用長畝が、2つ完成です。
明日は、朝から種芋を2つ程に切り分け、乾燥させてやりましょう。
明日の午後、植え付け予定です。
植え付け作業のアップは、後日になります。 すみません。
一夜明けて、3月15日。
朝一で、ジャガイモの種芋を、半分に切り分けます。 切り分けた芋を種芋として昨日作った畝に植え付けをします。
本当は、種芋の芽がのぞいている部分があればいいので、もっと細かく切り分けることができると思うのですが、
いつも、半分くらいに切り分ける程度にします。
そして、植え付けをする午後まで、日陰で乾燥させます。
① 畑のジャガイモ植え付け用の畝に、植え付け用の溝を掘ります。
② その溝の底に、約30cm間隔で種芋を、切断面を下向きに置いていきます。
③ 種芋の間に肥料(元肥用の牛糞と化成肥料)を置いていきます。
④ 植え付けをした溝を埋めます。
⑤ ジャガイモを植え付けした畝を、黒いビニルシートで覆います。
⑥ ビニルシートをペグで固定します。 さらに、風でシートが剥がされないようにシートの端に土を置きます。
2畝のジャガイモ植え付け終了
3週間後には、ジャガイモの芽が伸びて、黒シート(マルチ)を押し上げます。
そうなると、押し上げられた部分のマルチに穴を開けてやります。
その後、ジャガイモの芽が黄色から緑に変色し、成長を始めます。
さて、今年はどうでしょうか? 気候は、徐々に暖かくなるのでしょうか? イノシシの被害はあるのでしょうか?
毎日、観察をしてやりましょう。
このページをご覧頂き、ありがとうございます。
引き続き、ジャガイモの成長の様子をアップしていく予定です。
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3月29日
ジャガイモの畝のマルチシートが、所々盛り上がっている。 その部分を開いてやる。
すると、ジャガイモの新芽が現れる。 しばらく(数日間)、この状態にしておこう。
3月30日
ジャガイモの新芽が成長しているかな。 やや色が濃くなっている。
4月3日
ジャガイモの新芽が成長して緑色が濃くなっている。
芽欠き(発芽した数本の芽の中で元気そうなものを1本だけ残し、その他は抜き取ってやる)を、してやろう。
マルチシートに開けた穴の部分には、一番元気そうな新芽が1本だけになった。 さらに元気に、大きくな~れ!
これから、さらに成長することでしょう
例年、抜き取った芽は処分(廃棄)している。
しかし、『せっかく芽を出したのに、もったいないなあ。可哀想に・・・・』という気持ちが以前から、ず~っとありました。
そうだ! 今年は実験をしてみよう。
廃棄予定だったジャガイモ新芽
これら廃棄されるジャガイモの新芽を、新たな畝に植え付けをしてやろう。
ベテラン農家のみなさんには、『そんなことをしても無駄なことよ~』と、一蹴されてしまいそうですが・・・。
ということで、このポリバケツに入っている廃棄予定の新芽は明日以降、新しい畝を造って植え付けをすることにしよう。
ポリバケツには、2cmほど水を張り明日まで置いておこう。
4月4日
今日は、朝8時から寺の掃除がある。 寺の行事があるので、地域の門徒のみなさんと一緒に境内の掃除をする。
9:30、終了。
10時から早速、昨日間引きをしたジャガイモの新芽の植え付けに、とりかかる。
先ず、ジャガイモの畝づくりから始める。
元肥として、牛糞堆肥と化成肥料1号(元肥用)を、畝づくりをするエリアに散布する。
次に、畝づくり。
廃棄処分にするはずだった大量のジャガイモ苗がある。 畝は1筋では足りないだろう。2畝を造る。
短時間で畝を2筋造るとなると、けっこう大変だ。 1時間半かけて完成。
次に、ジャガイモ苗を植え付けていく。
このジャガイモ苗(黒色ビニルマルチで覆っている2畝のジャガイモから芽吹いた芽を間引いたもの)は、
マルチシートをかけていた畝の1カ所から芽吹いた4~5本の芽を、一番大きいもの1本だけ残し、後の3~4本は抜きとったものなのです。
本来は廃棄される予定だったジャガイモの芽
これを、もったいないから今日、畝をつくって植え付けてやろうというものです。
11:30から、やっと植え付け作業に入ります。
やはり、2畝にすべてを植え付けるには、ちょっと窮屈でした。 混み合った部分もありますが、
12:30、なんとかすべての芽を植え付けることができました。
植え付け後、灌水をして終了です。
気になるのは、明日の朝、冷え込むそうですが・・・・、だいじょうぶかな?
廃棄予定だったジャガイモの芽欠き苗を、この2畝に植え付けしている
4月5日
今日は、朝一でジャガイモの芽を観に行く。
このジャガイモの芽は、一つの種芋から発芽した4~5本の芽の内、大きい方から2番目以降の芽の集団です。
一番大きな芽を残して成長させ、後の3~4本の芽は、廃棄されるものです。
その廃棄される芽(落ちこぼれ集団)を残して、昨日植え付けをしました。 その数、ざっと70本?、80本?ほどでしょか?
残念ながら、しおれているものが、1~2本ありますが、ほとんどがしっかりと立っています。
なんとか、頑張って成長し、それぞれがたくさんのジャガイモをつけて欲しいと思います。 影の声「そんなにたくさんどうするん?」
元気に成長している芽欠きされ廃棄処分予定だったジャガイモの芽
左の方には昨日の朝まで、これらの芽欠きされたジャガイモの芽たちも一緒に成長していた黒いマルチシートの畝が2つあります。
そちらの方では、昨日の朝、選別された一番大きな芽(エリート集団)達が成長を続けています。
今まで、常識のように廃棄処分にしていた大きさが1番ではないジャガイモの芽ですが、本当に芋の付き方は良くないのでしょうか?
逆に、廃棄される予定の芽の方が、たくさん芋をつけたりして・・・・・。
ちょっと、わくわくしてきます。 はたして、結果は?
4月12日
昨晩から冷たい雨がシトシト降り続いている。 気温も、明け方の最適温が、1~2℃と大変寒い環境になっている。
芽欠きをされ廃棄処分にされるはずだったジャガイモの芽を、畝に植え付けをして、育つかどうか実験を始めている。
昨晩からの雨は、まさに恵みの雨になった。しかし、今朝の冷え込みは頂けない。 気温は、1℃近くまで下がった。
『ジャガイモの芽がシャーベットになっているのではないかな?』と、心配した。 なんとか、シャーベットにならないで生きていた。
このまま、雨は降り続いてもいいのだが、気温は上昇してほしいものだ。
寒さに耐えながら成長している?ジャガイモの芽欠き苗
マルチの中で育っているジャガイモのエリート苗(左)と、芽欠きをされて廃棄処分予定だったジャガイモの苗(右)
エリート苗 芽欠き苗
4月15日
2日間ほど、雨が降った。 芽欠き苗は、雨の跳ね返りで茎や葉が泥だらけになっていた。 今日、泥を洗い流してやった。
両者は、かなり大きさの違いがある。 しかし、芽欠き苗も少しずつ確実に成長しているようだ。
エリート苗 芽欠き苗
4月18日
また雨が降った。 雨の直前に施肥をしたことも芽欠き苗にとって良かった。しっかり根付くことができたようだ。
エリート苗と芽欠き苗。現在、成長の差は歴然としている。 しかし、70本ほどある芽欠き苗も、これから安定して成長できそうだ。
エリート苗 芽欠き苗
4月25日
寒い日が続いている。 早朝の気温が、2~3℃という状況になっている。 しかも昼間は風が強い。
植物にとっては大変厳しい状況の中で、ゆっくり成長している。
エリート苗と芽欠き苗は、成長の違いが歴然としてきた。 二つを比べると、まったく違う植物のように見える。
エリート苗が成育中の畝は、マルチシートで覆われて、土の湿度と温度がある程度保たれている。
一方の芽欠き苗は、根が充分に出そろっていない状況で、畝に定植されてはいるが寒さと強風にさらされている。
エリート苗 芽欠き苗
その後、エリート苗は順調に成長し、収穫することができました。
ジャガイモ収穫ページ へのリンク
残念ながら、芽欠き苗は、収穫直前に猪にやられてしまいました。
6月28日、畑に行ってみると、ジャガイモ(芽欠き苗)が、掘り返されています。
『芽欠き苗からでも、ちゃんとしたジャガイモができるんだ』と、証明できるほど、立派に成長していましたが・・・・。
残念です。 早めに収穫すれば良かった。
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