栗生小学校1年生   凧揚げ大会    210129



 今日は、地域の小学校で凧揚げ大会が催されます。

毎年行われる、この凧揚げ大会は、小学1年生が地域のみなさんと一緒に作った凧を、地域のみなさんと一緒に揚げるものです。

しかし、今年はコロナの影響を考慮すると、地域の人が、学校に行って直接子供達に凧づくりの指導をすることができません。

子ども達だけで凧を作る事になります。 どのようにして凧づくりの指導をするのか?

試行錯誤の後、考え出された方法は、『視聴覚機器を利用する』という裏技です。

事前に、地域の凧づくりの達人が製作手順や方法を説明した動画を録画しました。

児童達は学校で、その動画を観ながら凧づくりに取り組みました。

もちろん、今日の凧揚げ大会には、動画づくりに取り組んだ地域の人たちも参加されています。



 13時30分から開会式が始まります。

校長先生・地域の方代表・児童代表のみなさんの挨拶が続きます。




               
                       
地域の方に凧揚げのコツも教えて頂きます



挨拶では、この日までの学校での児童の取り組み経過・地域のみなさんの協力への感謝・児童のみなさんへ凧揚げのコツなどのお話がありました。

開会式の最後に、児童代表の挨拶です。これまで、お世話になったみなさんへのお礼と、この凧揚げ大会での健闘を誓います。



 さあ、これから凧揚げです。 

昨年までの凧揚げ行事では、1,5kmほど歩いて移動し、芦田川の河川敷で凧揚げを行っていました。

今年は、コロナ禍の関係で、小学校のグランドで凧揚げをします。 移動時間がないだけに凧揚げの時間は、たっぷりあります。

ちょうど、凧揚げには絶好の緩やかな風も出てきました。

小学1年生(21名)と地域のみなさん、それぞれ自作の凧と凧糸を持ち、一斉に走り始めます。

一斉に凧が空高く舞い上がる・・・と、思いきや・・・・、地面を引きずられる凧・となりの凧と糸が絡み合う凧・空中分解する凧・・・・等々。

トラブルが多発する状況にも、地域のみなさんは『想定内ですよ、まかせなさい』と、ばかりに様々なトラブル対応策を準備されています。




               
                       
凧病院では、凧の修理をして頂きます



凧をうまく上げるために風と凧の関係を指導してくれるおじさん・おばさん。 壊れた(怪我をした)凧を直してくれる凧病院のおじさん・おばさん。

絡まった凧糸をなおしてくれるおじさん・おばさん。いろんな場面で地域のおじさん・おばさんが活躍しています。

みなさんのサポートのおかげで児童のみなさんは、30分もすると凧揚げのコツがつかめてきたようです。

児童のみんなの笑顔が、たくさん見えます。凧揚げを楽しんでいます。

ちょうど、児童のみなさんも、『凧揚げのコツがつかめてきたかな?』という頃ですが、そろそろ終了の時間になりました。

小学校の先生方が、みなさんに『ゆず湯』を準備して下さいました。 寒い中、頑張ったからだに染み渡るホット『ゆず湯』です。

午後3時過ぎ、みなさんに振る舞われます。 今日の凧揚げ大会は、無事終了となりました。

1年生のみなさんは、この凧揚げ大会のことは、ず~っと、楽しい想い出として記憶に残ることでしょう。

コロナ禍での凧揚げ大会、様々な工夫もヒットでした。先生方・地域の皆様、お世話になりました。





                           
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