210908
また、夜中に猪が侵入して田んぼの稲を荒らしている。 夜中の侵入が続いている。
田んぼ周辺や、侵入しそうなポイントには、今年も猪侵入防止対策として金網フェンスを設置している。
今年は、設置ポイントも、設置方法も例年になく工夫したつもりだった。
しかし、猪は連日夜中に侵入するような状態になっている。
そこで今回は、対策を練りに練って万全の防止対策だと確信できる方法でフェンスを複数枚、横に連結して、接続部分も鋼鉄製の接続部品で連結していた。
ところが・・・・・・翌朝、田んぼ侵入されている。
侵入現場を突き止め観察する。 またまた、自分の愚かさを再認識する。
今まで、フェンスを横につなぎ合わせ、絶対に離れないような工夫をしていた。
ところが今回は、頑丈につなぎ合わせたフェンス全体を持ち上げ、フェンスの下をすり抜けて侵入しているではないか。
今回はフェンスを何枚か、つなぎ合わせ途中が絶対に離れないように工夫していた。 それを、あざ笑うかのような侵入方法だ。
フェンスを鼻で持ち上げて下から侵入。 なんで、こんな単純なことが予測できなかったのか、反省です。
猪くんに、拍手を送りたいような鮮やかな侵入方法。 つい、笑いが出てしまった。
で、田んぼの様子は・・・・・、多くの稲株は、いつものように踏み倒されています。
踏み倒された稲株
猪に倒された稲株を立てて、近くの直立している健在な稲株に縛り付ける。
こうすることによって、倒れて浸水した稲株は乾燥すると同時に、稲刈りまでの短期間でも、水分や栄養分を取り入れることができる。
午前中は、倒された稲を起こし立っている稲に縛りつける。
2時間近くかけて、やっと倒れた稲を立っている稲に結びつけることができた。
しかし、このように『一度猪に踏み倒された稲は、収穫できない』と言われています。
猪の被害に遭った米は、『臭くて食べられない』 『猪の被害に遭った田んぼの米は、全て廃棄処分にする』と、常識のように言われています。
今年は、このことについて、実証実験するイイチャンスだと思います。
この田んぼの米は、一番最後に、コンバインで刈りとり、乾燥機も、米選機も最後に使用し、一応米にして、食してみたいと思います。
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夕方、先日造った人参植え付け用の畝に人参種蒔きをする。