ナメタケ栽培          211221



 『ナメタケを栽培してみよう』という気になったきっかけは、我が家の果樹園に栽培しているものに桜の木があったから。

 フェイジョア・リンゴ・スダチなどの果樹があるが、桜の木も10本ほど成長していた。

近年、その桜が成長しすぎて、周辺のアパートや耕作地に迷惑をかけるようになってきた。

そこで桜の木を切り倒すことにした。

専門業者にお願いして、全ての桜の木を伐採した。

その時に業者の方から、『桜の木は、ナメタケの原木にいいよ。ぜひ、栽培してみたらどうか』と。

業者の方も、切断した桜の原木を、ナメタケの栽培に使わせて欲しいと、数本ずつ持ち帰られた。


自分も『ナメタケという物を栽培してみよう』と、ナメタケ菌を購入し、栽培されている方にも、教えて頂いた。






         
           原木に、ナメタケ菌植え付け用の穴(9.5mm)を開ける。




         
                  ナメタケ菌を植え付ける




         
             植え付けが終了した原木に、たっぷりと散水する。




       
   普段はネットを被せている               収穫時は、ネットを開けて・・・・


自宅裏の日陰になる場所に、菌を植え付けした原木を並べ、開閉できる遮光ネットを被せてやる。

たっぷりと、散水をする。 今後も、時々散水をしてやろう。

収穫は?

様々な声が聞こえてくる。 『夏になったらナメタケが収穫できる』とか、『2~3年後の夏になったら収穫できる』等々・・・・・。

時々、散水をしながら状況を観てみよう。




後日、『なめたけの原木栽培方法(森産業株式会社)』という説明書を観た。

それは、自分が今回、近所の皆さんから聴いた方法とは違うものだった。 その説明書によると・・・・・・・

① 原木の伐採 : 秋(紅葉の頃から春に新芽が出る前(10月から3月頃)までに行う。

② 菌の接種   : 1月から4月。

③ 仮伏せ     : 菌を接種して、すぐ行う。原木を日光の当たらない山林や屋敷内に、3~4ヶ月間並べる。

④ 本伏せ    : 山林や自宅敷地の日光の当たりにくい場所(雑木林等)。


         ※ 仮伏せも本伏せも、原木を直接地面に並べます。

         ※ 接種するコマ数を多くしたり、早い時季に接種すると、接種後初の秋に発生しやすくなります。


さて今回、自分が行っているナメタケの栽培方法は、上記の説明書とは、ずいぶん違う方法になってしまった。

果たして、ナメタケはできるのでしょうか?



                  agripage21.html へのリンク