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                      パパイア  栽培日記



3月28日にパパイアの苗を購入した。 

しかし、最低気温が4〜5℃以下になると枯れるという寒さに弱いパパイアをすぐ定植することができなかった。 

5月3日、定植をする。 場所は、日当たりの良い緩斜面の休耕田。 

結局、購入した苗のみなさんは、狭い鉢に入れられ1ヶ月以上も、夜は室内・昼は屋外と、中と外を往復する毎日を過ごしていたのだ。

最善の方法をとったようで、実は弊害も出ている。

@ 10本の苗のうち3本の葉に白い斑(ふ)入りのような部分ができてしまった。 

  これは、研究センターに問い合わせをしてみたが原因は分からない。

A 結果論だが、4月下旬に定植していれば、広い土地で早く成長ができていたのかもしれない。

  研究センターでは、10日前に定植をされている。 我が家の苗より、一回り大きく成長している。

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  月  日   画 像 作業 気付き 等
3月10日(金) すでに気持ちの中では、「パパイア栽培は終了」になっていたので、間隔が空いてしまった。すべての茎が腐敗している。撤収・整理しよう。ビニールハウスのオーナーさん、ありがとうございました。4月から再チャレンジします。今年の失敗経験を活かして取り組みます。果実の販路も摸索しています。1年間、拙い栽培日記をご覧頂きありがとうございました。
2月17日(金) 5鉢全て、表面に見える根は腐敗している。内1鉢は幹も腐敗しているのだろう、倒れかかっている。筵を巻いているので分かりにくいが、指で幹を押してみると腐敗が始まっているようだ。ハウスの中にさらにミニハウスを作り保温したため温度は保てたが、湿度が高くなりカビを繁殖させたようだ。さらに米ぬか施肥もカビを助長させたようだ。全滅か・・・?
2月10日(金) 6鉢の内、一番奥のパパイアが茎から倒れていた。根は完全に腐敗し、幹も2/3が腐敗していた。そのパパイアを処分する。残っているのは5鉢。それも、地表近くの根は腐敗しているようだ。少しだけ灌水する。だが、復活できるのか分からない。いや、かなり高い確率で腐敗してダメになりそうだ。5月にはまた新しい苗を購入することになるのだろうか?
2月3日(金) 12月末、茎の周りに米糠を敷き詰めた。発酵時の熱を寒さ対策に利用しようとした。もちろん、熱にやられる危険と背中合わせだったのだが・・・。結果、失敗した。地表近くの根は熱にやられて腐敗している。急遽、米ぬかを除去する。下の方の根がまだ無事であることを願って少々灌水をし、有機肥料(油かす)を少々施肥する。なんとか、全滅は避けたいのだが・・・。
1月28日(土) ほぼ1週間おきに少しずつ灌水をしている。今日もビニルハウスの中のミニハウスを開けると、ムッとした熱気が漏れてくる。温度は、ほどほどにあるようだ。しかし、パパイアの幹の緑色がほとんどなくなっている。幹も枯れ始めているのだろうか?ここに来て世話をして、現状を見ては落ち込んでいる。なんとか幹だけは生き延びて欲しい。
1月22日(日) 今日は、灌水をする。強い寒気が日本列島の上に居座っている。こんなに寒い日に水をやりすぎてはいけない。気づいたことがある。幹の周りの雑草が急成長している?ように見える。気のせいか?もしそうだったら、ミニハウスで囲ったから暖かくなり雑草が成長したということか?もしそうであれば、パパイアの幹も元気を取り戻してくれるのだが・・。手探りのパパイア栽培は、まだまだ続く。
1月20日(金) 多くの破損箇所があるハウスの中に、さらにミニハウスをつくった。その中に6鉢のパパイアを集めた。これで2重の防寒対策になるはずだが・・。この1週間、強い寒気団が日本を覆っている。この寒気団はまだしばらく移動しそうにない。なんとか、パパイアの幹だけでも4月まで持ちこたえて欲しいものだ。しかし、このミニハウスはゴーストに見えてしまう。パッカーの数が足りない?
1月6日(金) 「賀正」 パパイアの現状は厳しい。葉・枝はすべて枯れている。なんとか幹だけは4月まで維持したい。このビニールハウスの中に6鉢を集合させてミニビニールハウスで囲ってやろうか?枝は全て落ちているので鉢が擦れ合うほど狭い範囲に集めることができる。高さも180cmほどしかない。ミニビニールハウスができると、2重の防寒対策になるが?手探りのパパイア栽培は続く。
12月30日(金) 厳しい寒さが続いている。枝や葉は枯れ落ちたが、幹はまだ生きている。なんとか幹だけでも4月まで保たせたい。2つの実験をしてみる。ひとつは、米ぬかを与える。普通の栽培では、発酵して発熱するので茎や根が熱にやられる。それを逆手にとって保温用に茎周りに敷き詰める。ふたつめは、保温用として幹に筵を巻き付ける。さて効果は? ビニールハウスの破損部分はそのまま。
12月25日(日) 葉はすべて枯れて茶色になっている。しかし幹は緑色を保っている。この状況に変わりはない。ということは、この状況を暖かくなる5月まで保てば、また幹から枝葉が出てくるのではないかな? なんとか幹を枯らさないようにしたい。パパイアのあるところだけをビニールで囲んで、さらに保温効果を高めたい。今日は、有機肥料(油かす)を施肥し灌水をする。
12月19日(月) 先日まで厳しい冷え込みが続いた。パパイアは上部の緑色の葉がすべて茶色になり枯れている。しかし、まだ幹は生きているようだ。今日は、ビニールハウスのパパイア付近の破損箇所を修理した。まだ、ハウス全体には大きな穴が空いているが、とりあえずパパイア付近の穴はなくなった。灌水をし活性剤も与える。今日から1週間ほど暖かい日が続く。なんとか、復活してほしい。
12月12日(月) ビニールハウスオーナーと出会う。「ハウスの破損箇所を修理していいよ」と方法を教えていただく。修理しよう。これで寒さ対策は少し向上予定。残っている葉の色が茶色っぽくなっている。根切りによるダメージなのか、それとも灌水不足サインか? いやいや寒さによるダメージか?水をやりすぎてもいけないが・・。今日は少なめに灌水だけする。手探り状態のパパイア栽培が進行中。
12月3日(土) 樹木の専門家に聞くと、「今の現状を人間にたとえると、弱って内蔵も機能していない。そんな時に水や食料をたくさん与えても逆効果だ。パパイアへの灌水や施肥は控えめに」と。「この時期に、鉢上げは禁物」と。「寒さよりも鉢上げの根切りのダメージが影響している」と。そこで、控えめな灌水と活性剤を一鉢に3本ずつ与えてやることに。さて、今後どうなる?
11月28日(月) 灌水をたっぷりする。この時季には灌水はひかえた方が良いのかもしれない。しかし、茶色になっている多くの葉を見るとやらざるを得ない。前回、施肥した化成肥料の効果だろうか、中心部分の葉の緑色が濃くなった気がする。しかし、茶色の葉はやや増えたようだ。鉢上げ時の根切りによるダメージは峠を越えたかな。どうだろうか?まだ、予断を許さない状況が続いている。
11月23日(水) 温室の中のパパイアをさらにビニールで囲む作業は、都合により後日に延期になった。パパイアは、さらに茶色部分が広がったようだ。「根切り」と「寒さ」のダメージは予想以上に大きいようだ。今日は樹木用肥料を施肥し灌水をする。路地に置いたままにしておいても「寒さ」にやられることだろう。やはりベストは、露地栽培のパパイアをビニールハウスで囲むことだったようだ。
11月21日(月) パパイアの状況は、良くない方へ一層進んでいる。灌水をする。これらのパパイアを、さらにビニールで囲む作業を23日に行う予定だ。ビニールハウスの専門の方にヘルプをお願いしている。鉢上げで「根切り」をしたことと「寒さ」のダブルパンチを受けたパパイアだが、なんとか元気にさせたい。そして、2年目の栽培へと繋げていきたいのだが・・・。
11月18日(金) ビニールハウスで5日間を過ごしたパパイアは元気がなくなっている。下方の枝と葉は萎れて黄色っぽくなっている。破損箇所がたくさんあるビニールハウスでは、中の気温が外気温とあまり変わらないのか?さらに鉢上げ時に根がかなり傷ついている。これでは安心できない。6鉢だけをビニールで囲って二重のビニルハウスにしてやろう。ビニールとパッカー(ビニール固定器具)を注文する。
11月13日(日) パパイアの冬期間の避難先へ鉢植えのパパイアを搬入した。数年前までイチゴの促成栽培に使用されていたビニールハウスをお借りすることができた。今日まで、なんとか持ちこたえていた7鉢の内6鉢を避難先へ移動した。1鉢は我が家の玄関に置いた。残りの枯れ始めた3鉢は農機具庫に入れた。7鉢は、この冬を乗り越えて欲しいものだ。枯れ始めた3鉢も復活して欲しいのだが・・・。
11月11日(金) パパイアを鉢に植え替えて、いつでも移動できる状態で避難先を探していた。先日、知人からニールハウスの情報を頂いた。現地に行き、オーナーにお願いをしたところ、4月まで使用させて頂くことになった。3〜4年前まで、イチゴを栽培されていたそうだ。やっと、パパイアの落ち着き先が見つかった。
11月2日(水) パパイアの鉢上げが終了した。これらの鉢植えパパイアを、どこかで預かって頂くことになるのだが、まだ預かり先が見つからない。観葉植物として置かせて頂きたいのだが・・・。
どなたか、実のついたパパイアを観葉植物として置かせて頂けませんか?
10月23日(日) パパイア10本の「温室移動計画」を考える。鉢へ植え替えてレンタル温室へ移動したい。置かせてもらえる温室をJAに伺ってみたが、ない。農業関係の知人に聞いてみたが、ない。もちろん自作の温室をつくる予算はない。もし、つくっても4月までの暖房設備や維持管理ができない。このままでは、11月末には枯れてしまう。絶体絶命のピンチ到来!!
10月22日(土) 10月4日にパパイアの果実を見つけてから、2週間以上が経過している。しかし、果実はほとんど成長していないようだ。秋が深まり気温が下がったからだと考えられる。今シーズンは、これ以上の成長は望めない。せめて野菜パパイアくらいに成長させて味わってみたかったのだが・・・。
10月7日(金) 果実の周りの花弁が落ちて、5〜6cmの小さな果実が顕わになっている。最近、最低気温が20℃を下回るようになった。パパイアは10℃以下になると枯れる可能性がある。10月末には、鉢に移植してビニールハウスへ引っ越しをしなければならない。引っ越しまでに果実はどのくらいに成長するのだろうか?
10月4日(火) パパイアの果実、発見!! 花弁の一部が茶色になり始めている花を観る。いろんな植物の花は中央に子房があるが、パパイアも、まさにその子房の部分が大きくなりかけている。これが果実に成長していくのだろう。現在、果実のサイズは3〜4cmになっている。完熟するまでとはいかないまでも、野菜パパイアくらいまでには成長してほしいものだ。
10月1日(土) パパイアの花を見たのは今回が初めてだ。見れば見るほど、けったいな花だ。花全体を握ってひねったように、くしゃくしゃな花弁をつけている。決して美しいとは言えないが、興味深い姿をしている。
果実をつけるまで、どのくらいかかるのだろうか?
9月30日(金) やっと、ツボミが花になった。10本のパパイアの内、5本に花が咲いている。さて、次はこの花から果実ができるのだろうが、どのような経過を辿るのだろうか? 調べてみると、パパイアは、両性を有しているものと、雌雄の片方を有しているものとがあるらしい。その見分け方は、分からない。熟すまでとは言わない、なんとか果実を見たいものだ。
9月26日(月) 樹高は、170cm近くになっている。しかし、ツボミはまだツボミのままで、変化や成長は見られない。この畑で、成長できるのは、10月いっぱいまでだろう。なんとか、この畑でパパイアの実を見てみたい。
9月24日(土) 現在、樹高は160cm程。ここのところ、枝の付け根辺りにあるツボミのようなものに注目している。これが花になって果実ができるはずなのだが・・・。現在、最低気温が20℃に近づいてきた。10℃以下になると枯れてしまう危険がある。5℃以下になると確実に枯れる。それまでにはビニルハウスに避難させたい。この畑で果実を見ることができるだろうか?
9月21日(水) 前回の日記に、「果実ができる兆候はない」と記入した。しかし、よ〜く観ると、ツボミのようなものがある。枝の付け根辺りにツボミのようなものがついている。これが花になって実になるのだろうか?パパイアがどのように成長するのか、まったく知らないで栽培している自分にもあきれるが、『今シーズン中に果実が見られるかもしれない』と期待が膨らんできた。
9月19日(月) パパイアの畝の除草をした。除草作業でひとつ失敗。草刈機の刃でパパイアの根元に傷をつけてしまった。大丈夫かな?雑草がなくなるとパパイアの根元まで全体が表れて、ちょっと大きくなったように感じる。しかし、まだ果実ができる兆候はない。今シーズン中にパパイアの花を見ることができるのだろうか?
9月10日(土) 10本のパパイア、それぞれが個性的に成長している。大きいものは、自分の肩くらいの高さになっている。小さいものは、その半分程度にしかなっていない。しかし、大きな木を見ても実ができそうにない。実ができる前の花が咲かないのだ。秋も深まると、一旦温室へ避難させて、また来年引き続き成長を見守るかな?  追肥を少々施肥する。
8月30日(火) またまた雑草が繁っていたが、今日除草した。ちょっとスッキリ。さらに樹木用の化成肥料を追肥として与える。そしてしっかりと灌水する。灌水は、毎日ではなく時々している。まだ実ができない。おっと、その前に花が咲かない。となると、これらの木を、来年の4月末までビニールハウスで温度管理をしながら栽培を続けてみようか。
8月10日(水) 樹木用の化成肥料と堆肥を与えてから20日余り経過した。葉は濃い緑色になり、幹も成長している。しかし、個体ごとにずいぶんと成長の差が出てきている。左写真の手前の3本は、ずいぶん成長しているが、その向こうの数本は高さにして大きいものの半分くらいしかない。肥料を追加してみようか?肥料の与えすぎなんてことはあるのだろうか?
7月20日(水) 近所の方に、「パパイアは野菜ではないだろう、こっちの肥料の方がいいだろう」と、樹木用の化成肥料と堆肥を頂きました。
最近、化成肥料の施肥を行ったばかりなので、控えめに樹木用の肥料を施肥しました。さて、どうなるでしょうか。
7月18日(月) 7月10日に化成肥料を施肥した。 15日に観察した時には、「葉に少し緑色がついてきた」程度だった。ところが、さらに3日経過した今日は、「中心部の葉から濃い緑色に変化している」肥料の効果が、一目瞭然。 さらに今日は、ゆっくりと効いてくる堆肥と速効性のある化成肥料をまた少し追加してやった。
7月15日(金) 7月10日に施肥(追肥)をした。その後雨も降っている。『追肥の効果が現れているのではないか?』と、観察する。葉の色が少し緑色がついてきたようだ。しかし、まだ黄色が残っている。頑張って成長して欲しい。なんとか実をつけたパパイアを観てみたいものだ。
7月10日(日) 久しぶりにパパイアの手入れをする。畝ごと雑草に覆われていたが、除草作業をしてやると、パパイアが現れた。肥料不足で全体が黄色くなっている、根から30cm離して化成肥料を施肥する。早く元気になって成長し実を付けてほしいものだ。長い間、雑草に埋もれていた。反省です。
6月15日(水) パパイアの畝の雑草が気になっていた。今日すべての雑草を刈り取ってやる。これで気持ちよく成長してくれればいいのだが。現状では、まだ「グ〜ン」と成長しているという雰囲気ではない。しかし、枝は真横に出るのではなく上向きに出ているような感じがある。
6月10日(金) 梅雨に入って以降、雨が適度に降っている。その影響で、この休耕田には水たまりが残っている。そのためパパイアではなく雑草の成長が勢いを増している。パパイアは定植後、1ヶ月を過ぎたので頑張って成長してくれないと雑草に埋もれてしまうのではないかと気になる。
6月5日(日) 灌水しなくても適度に雨が降っている。大きいものは50cm近くに成長している。小さいものは30cmほどのものもある。休耕田に定植して1ヶ月が経過した。根がしっかりとしてきた頃だろう。この頃から成長が早まるということを聞いている。楽しみだ。
5月30日(月) 昨日・一昨日と雨模様だったので土はしっかりと水を含んでいる。10本のパパイアは、40cmを超えているものや30cmに満たないものまで、それぞれ個性豊かに成長している。畝に蔓延っている雑草が気になり始めた。
5月29日(日) 定植後、1ヶ月が経とうとしている。どの苗も成長レベルはバラバラだ。大きいものは40cmを超えているものもあるが、小さいものは30cmに満たないものもある。6月3日でちょうど定植後1ヶ月が経過する。成長が上向く時期だ。畝全体を覆っている雑草を処分して施肥をしてやろうか。
5月23日(月) 定植してから約20日経過した。尾道熱帯植物研究センターのアドバイスでは、30日経過すると目に見えて成長するとのこと。購入時の苗平均サイズの大きさは約20cm、今日の測定では約30cmになっている。
畝には、雑草対策に藁を敷き詰めているが、雑草が気になる。また除草作業をしよう。
5月16日(月) パパイアを定植してから2週間近くが経過した。植物は定植したら急に成長を始めるというイメージがあったが、パパイアは目立って成長しない。研究センターに電話で質問してみる。解答は「定植後、1ヶ月ほど経ったら根がしっかりするので、それからは成長のスピードが早まります」とのこと。なるほど、安心しました。でも、1ヶ月というとまだ2週間もある。
5月8日(日) うっかりしていたことがある。パパイアの畝をつくったことによりトラクターが、この休耕田に入れなくなった。畝の一部を削り、パパイア1本を畝の奥へ移動する。これでトラクターが入り休耕田の除草作業をすることができる。パパイアの畝全体を雑草予防のために稲藁で覆ってやる。
5月3日(火) 休耕田に、畝をつくってパパイアを定植した。5月になり、パパイアもやっと落ち着いて成長できる気温になってきた。
灌水は、土がよく乾いて、たっぷりとした方がいいようなので、毎日やる必要はないようだ。


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