カブトムシは秋に卵から幼虫になり,次の夏には成虫になります。その一生のほとん
どを朽ち木や土の中で過ごします。地上に出てほんの数ヶ月で死んでしまいます。
カブトムシは秋に生まれ,幼虫姿で越冬します。
産卵後,10〜2週間で孵化し幼虫となります。
冬の前に2度脱皮して成長します。
気温が10℃以下になると深いところに移動し,
周りの朽ち木や堆肥を栄養として成長します。
冬の間,地中深くにいた幼虫は春になって
気温が上がってくると再び地表に近い方へ
上がり成虫になるための準備をします。
春から初夏にかけて,さなぎになります。
やがて夏になると羽化を始めます。
殻を脱ぎ捨てた成虫は,2〜3日かけて
黒く変色しカブトムシらしくなります。
夏の終わり,カブトムシの雌は腐葉土や朽ち木
の中に卵を産みます。産卵を終えた雌はやがて
死んでいきます。産まれた卵は孵化の時を待ち
ます。雄も9月末にはほとんど死んでしまいます。
成虫は6月頃から9月頃まで見られ,約1か月半
生きることができます。このように寿命は約1年
なのですが,成虫の姿が見られるのはほんの
一時なのです。
網戸で夜を明かしたカブトムシ君
元気のいいカブトムシ君
動きが速いカミキリムシ,
ゴキブリではありません
スイカを抱きかかえ身動きもしないで
2時間
スイカとキュウリ,当然スイカへ
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カブトムシくんの一生
2006 07 23