070422
2週間前、福山市芦田町のカフェ「SPACE 461」から4月22日(日)のフルートコンサートの案内が送られてきた。このカフェのマスターは以前写真館を経営されていたが数年前から写真館を改築してカフェを始め、各種個展やコンサートを催されている。備後地方の芸術家のたまり場になりつつある。大きな店ではないが落ち着ける雰囲気になっている。
4月22日(日)、この日は地元の町民運動会が予定されていたが雨のため中止の連絡が入った。その連絡の後、すぐに今度は5軒共同の農作業の連絡が入った。「午前中に田植えのための苗代づくりをしましょう」というものだった。雨の中、10人ほどで苗代づくりを行った。これから田植えに向けてまた農作業が忙しくなる。毎年、ゴールデンウィークは田植えの準備のためにあるのかと思えてくる。
さて、昼に苗代づくりは終了した。午後2時からの「崎谷倫子フルートコンサート」に行ってみることにした。
「SPACE 461」 店内コーナーの白いハナミズキ
店内天井の梁 店内の薪ストーブ
今日の演奏は店の奥で 崎谷倫子さんとその娘さんによる演奏
フルート奏者の崎谷倫子さんは、びんごフルートアンサンブルの代表であり、アンサンブル・フローラの代表として備後地方に限らず海外でも活躍されている。
今日は久しぶりにフルートを聴いた。クラシック音楽の国内楽器別演奏者人口は今フルートがバイオリンを抜いて第1位になったそうだが、フルートの魅力がわかるような選曲がされていた。たしかに聴く人の中に染みこんでいくような音を聴くことができた。しかし、崎谷さん独特の曲の解釈で自分の思い描いていた曲のイメージが変わってしまうのではないかと戸惑うような曲もいくつかあった。
日常の仕事や農業を忘れて頭の中を「良い音」漬けにすることもいいことだと、また確認してしまった。
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