081124
今日は、近所の艮神社の祭りがある。
それぞれの地域で地元にある神社の祭りを行う。
氏子は6軒で祭りの世話は持ち回りで行う。
16:00からの祭りに参加する。
あいにくの雨が降っている。
すでに太夫さんの太鼓のリズムに乗って祝詞が始まっている。
遅ればせながら、神社の前で『二礼、二拍、一礼』、お供えをする。
いつも思うが、祝詞の時の太鼓の音は、なぜこんなにもリズム感があるのだろう。
仏様よりも古い神様に捧げる祝詞のリズムが、こんなにもビートがきいていていいのだろうかとつい思ってしまう。
もしかすると、日本古来の音楽というものは、とてもリズミカルなビートのきいたものだったのだろうか。
神社前の大木の根元にも神様が・・・。 太夫さんの祝詞は続く
また、自分が小さい頃の話になるが、この太鼓の音を聞くと「早くお参りしなければ」と急いで神社に行ったものだ。
目的は、お菓子をもらって遊ぶためではあったが・・・。
最近は、このような場に小さい子どもがいない。
10年もすると老人会の集会になるのだろうか。
等々、いらないことを考えていると、焚き火を囲んで町内の情報交換が始まっている。
地域の出来事、市内の出来事、昔話、釣り等趣味の話、こういう場は貴重だ。
祝詞が終わって、宴会が始まる。
あいにくの雨で、傘を片手に立ったままでチビリチビリやる。
今では、当然のことだが、近所の人たちも昼間はまったく別の地域へ出かけて仕事をしている。
近所の人たちとコミュニケーションがとれる場は少なくなった。
田植え・稲刈りなど共同での農作業や町内会行事、そして今日のような小さな社の祭りくらいしかない。
このような集いは、いつまでも続けていきたいものだ。
今日の祭りのお世話をしていただいたみなさん、ありがとうございました。
topicspageへ