100516
田植えが近づいている。 今日は米づくり農家の皆さんの共同作業が予定されている。
田んぼに水を充てるための水路の整備・掃除をする。 午後は果樹園の除草作業をしよう。
今日使用する草刈り機の刃の切れ味が悪くなっている。 新しいものに交換する。
燃料(50:1の混合ガソリン)も満タンにする。
チップソーを取り付ける 最近のチップソーは石やコンクリートに当たっても大丈夫 燃料もOK
草刈り機を背負い集合場所に向かう。 前夜、職場の打ち上げ行事があった。 寝不足のため今日は、しんどい作業になりそうだ。
8:00、溜め池の堰堤に集合し、打ち合わせをする。 例年通り、堰堤の内側・外側の斜面の除草から始める。
30分後、溜め池の斜面の除草が終了する。 大人数で作業をすると早い。
草刈り後の堰堤外側 草刈り後の堰堤内側
次に、池から田んぼに通じる水路の掃除と水路沿いの除草をする。
溜め池の水量は100% 池の近くのサワガニポイント
before after
水路の両側の除草と、水路中の砂やゴミを除去しながら、下っていく。
キイチゴ(野イチゴ) シラン
キイチゴを見かけた。 今年はまだ花の状態。 実を味わうのはもう少し後になる。 例年より少し遅いようだ。
紫色の花を見つけた。
A 「質問です。この花は何という花でしょう?」
B 「知らん」
A 「はい、正解です。シランです」
B 「・・・?・・・」
終点が見えてきました
10:30、全体の作業を終えて、冷たいお茶を飲みながら日陰で休憩。
世話役さんが、「水路の掃除も無事に終わったんで、もういつでも田植えができます。どうぞご自由に始めてください」と。
すると、あるお年寄りの方が、「もう、わしは田植えをえっとしたど。もう、こらえてくれえや。しんでえばあじゃ」と笑いを誘う。
それを受けて、また別のお年寄りの方が、「そういうことを言うなやあ。今年から田植えをしようという人もおるんじゃけえ」とのこと。
今年定年退職をされて、地元に戻ってこられた60歳代のAさんが、「ほうじゃ、わしは今年初めての田植えをするんで。
もうちょっと夢のあることを言うてえよ。お先、真っ暗なことを言うちゃあいけん」と。
他の仕事を持っていながらの米づくりは本当に大変だ。高価な農業機械・関連する装置などの購入、休日の農作業。
米は購入した方が、つくるよりはるかに安価で、しかも自分の時間もできる。 これからの若い人はどうするのだろうか。
田植えをしないと、これまた雑草の処理が大変だ。我が家の休耕田の雑草にも毎年困り果てている。
こういう場では、いつも考えさせられるきっかけになる会話がある。 悩みが解決できる方法はあるのだろうか。
さて、休憩が終わり、各自の農作業をしばらくして、昼前には水路の掃除が終了した。
午後は、夕方から気になっている果樹園の除草作業をする。
この果樹園の片隅を、2年前から近所の方に駐車場として使っていただいていた。
その方が、「車を置かせてもらっているのだから・・・」と、除草作業をしてくださっていた。
しかし、その方は今年から駐車場としての使用を止められたので、当然除草作業もしてもらえなくなった。
16:30から除草作業開始。 きつい、途中休憩をしながら作業を続ける。
「5月でこのようにきついのか。 真夏になったらどうなる?」
19:00、作業終了。 何とか今日中に終わることができた。
before after
ウメ | 菊のように成長したヨモギ | フェイジョアの実? 数ミリ | フェイジョアの葉に隠れたつもり? |