鞆の浦散策  100727


今日は職場を早く出ることができる。

先週の土曜日,勤務日で出勤しているので,今日の午後は振替休日をとることになっている。

しかし,雑用を済ませて職場を出たのは14:00過ぎ。

今日は鞆の浦の山陽マリーナへ保管料の支払いに行かなければならない。 ついでに、鞆の浦の散策をしてみよう。

まず、山陽マリーナへおじゃまする。 支払いをしながら最近の釣り状況を聞こうとすると、いつもと違う雰囲気が・・・。

何だろうと、マリーナのおじさんに話を聞いてみる。 すると、次のようなことだ。

今年いっぱいでこのマリーナは、無くなり、ボート展示場になる。 小さいボート数隻だけ引き続き置いてもらう。
経営者も替わる。 工事が9月から始まるので、9月中にボートを他のマリーナへ移動してほしい。
この近くのマリーナを、いくつか紹介する。 長いおつきあいでしたが申し訳ありません。
手紙でお知らせをしたと思いますが・・・。 8月中は、まだ普通に使ってもらってかまいません。

そういえば、2週間ほどまえ自宅にマリーナから手紙が来ていた。 また、いつもの請求書だと思ってよく見ていなかった。

もう、すべて決まったことで、そのように動き始めているらしい。 このマリーナは13年間使わせていただいた。

どの釣りポイントへ行くにも都合のいい場所だった。 残念だし、さみしいが、しかたがない。

8月中は使わせていただこう。 ちょっと感傷的になってしまった。



さて、久しぶりに鞆の浦の散策をしてみよう。  

シーサイドホテルの前あたりに来ると、弁天島が正面に見える。 市営渡船乗り場には、仙酔島へ渡る「平成いろは丸」が。


        
                
弁天島                            平成いろは丸


市営渡船乗り場の隣に、對山館(たいざんかん)というホテルがある。 いや、あった。 昨年営業を止めたと聞いた。

しかし、しばらくして経営者が替わり、営業を始めると聞いている。

今度は、高級和風旅館になるらしい。値段設定も、それなりに高くなるのだろう。 改修工事が行われている。


       


シーサイドホテル前の幹線道路沿いに車を停めている。 ここは駐車禁止区域だ。 車を駐車場に入れて散策してみよう。

下の案内板、「鞆シーサイドP」あたりから「現在位置P」とある市営駐車場へ鞆港経由で車を移動させる。

鞆港を左手に見ながら市営駐車場に向かう。


                         
              いろは丸記念館・@カフェが見える     鞆の浦歴史民族資料館の下にある市営駐車場





さて、今日はどこを散策しようか。

今、この案内板の「現在位置」とある駐車場にいる。 

今日は、いつものコース、鞆の街中を通って「江戸時代の常夜灯」あたりで港を眺めてみよう。

港へ出る途中にも昔訪れたポイントがたくさんある。


        
         
櫻屋                         潮待ち茶屋                      平野屋資料館


潮待ち茶屋から南へ狭い通りを進み、港へ出る。 そこには、江戸時代に作られた雁木が残っている。

いったん港を離れて、また狭い通りを西へ向かう。 この狭い通りは、風情があっていい。


        
         
   この狭い通りを抜けると・・・・                          保命酒の店が



          
        
200年前の看板                       大正時代に使用されていた保命酒瓶           保命酒に入っている漢方薬(山薬・芍薬・地黄・杏仁など7種類)



          
               この通りを南へ出ると                      常夜灯が見える    鞆の港へ出る


鞆港へ出る。 いろは丸展示館前から港を見る。


        
      
右には円福寺の屋根が、左には對山館が見える                   走島へ向かう市営渡船


円福寺は、1867年4月に起こった「いろは丸事件」で坂本竜馬との交渉にやってきた紀州藩の一行が宿泊した宿としても有名な寺だ。

いろは丸事件
 
1862年にイギリス・バーミンガムで建造された外輪蒸気船アビソ号を1866年に大洲藩が購入し「いろは丸」とした。
 それを、坂本竜馬の海援隊が借り受けた。海援隊は銃火器3万5630両相当・金塊や陶器4万7896両相当を積み込み、1867年4月19日長崎を出港し大阪へ向かった。
 4月23日、いろは丸は福山市鞆の浦沖の宇治島南海域で紀州藩船明光丸と衝突し積み荷もろとも沈没した。
 坂本竜馬は紀州藩と交渉し、紀州藩が8万3526両を弁償した。これが日本で最初の海難審判とされている。
 しかし、近年行われた海底調査では、竜馬が積み込んでいたと主張していた銃火器・金塊・陶器などなにも見つかっていない。
 海底調査で発見されたものや資料は鞆港の「いろは丸展示館」にある。


やはり鞆港に来ると、いろは丸展示館隣の「@カフェ」を覘いてみたい。


   
       
  今日は入口の扉が閉まっている                         格子窓から見る鞆港もいい


店内に入り、マスターに聞いてみる。 「入口の扉は閉まってるんですか?」

マスター「今年は暑いので閉めてエアコンを使っているんです。そのほうが快適ですよ。」とのこと。

昨年までは、夏も扉を開放し港からの風を涼しいと感じていたのだが・・・。 この暑さではエアコンに頼らないとムリですね。


      


築150年の古民家を再利用した「@カフェ」。 店の前にもテーブルがある。 秋になったら外でお茶もいい。


      
       
ラムネを注文                        @                            A


メニューを見ると、「ラムネ」とある。 あれ? こんなものがあったっけ? 珍しさもあって注文してみる。

小さい頃、お祭りなどで飲んでいたのは、瓶が青緑色だったような。 でも形は同じだあ。

ご存知でしょうか? と言うより 覚えておられますか? 上写真@とAで、ラムネを飲める傾け方はどちらでしょうか。
                                            
(正解はこのページの最後に) 


この夏はとても暑い。 鞆の浦の散策をしていても日陰を探してしまうほど。

暑さの中で思い浮かぶのは、やはり「海」。 ボートフィッシングに行きたいですね。 

みなさん、都合のいい日を教えてください。

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クイズの正解は @ です