年末年始    の  神祭り    111231


いよいよ1年が終了する。 このごろ1年が過ぎていくのが早い。 人生の大台を超えてからは特に早く感じる。

子どもの頃は1年をとても長く感じていた。 気が遠くなるほど長かった。 

だからといって子どもの頃は毎日がつらかった、今は毎日が楽しくてしようがない、というわけではない。

現状は、むしろ逆で、「毎日がしんどい、仕事に追いまくられている。 忙しい、他には何もできない。」という状況だ。

地域の付き合いにも参加できない。 よく体がもっていると不思議にも思う。 

このような状況だが、なんとか29日から休みをとることができている。 

おっと、今日(31日)は、職場に雑用があり出勤したのだ。 



今日は、1年が終わる日、大晦日。 今日から1月3日までの4日間、神祭りを行う。

1年間無事に過ごせた感謝の気持ちと、来年もいい年を過ごせるようにと、お願いをする毎年恒例の神祭りだ。 

神様は、5か所にいる。 

12年前の西暦2000年に、ちょうど築100年になる家を建て替えた。 

以前の家は祖父がまだ生まれていない頃、西暦で、ちょうど1900年に建てられたらしい。

築100年の家には、いろんなところに神様がいた。 

その神様の本体を、現在の家になっても、できるだけ元の位置に近いところに置いた。 御神体は昔のままで社(やしろ)は新しいものにした。

ただし、仏壇と神棚は、ひとつの部屋にあるのはまずいだろうと、別々の部屋にした。

家と家の周りにある神様を挙げてみる。

      @ 我が家の庭にある小さな社(明神神社)

      A 明神神社のすぐ横にある祠(カドマロウ様)

      B 我が家から少し離れた畑の横にある祠(トウビョウ様)

      C 我が家の台所にある神棚(ロックウ様)

      D 我が家のメインの神棚

以上@〜Dの5か所の神様に神祭りをする。 それと、我が家の仏壇にもお参りする。

明るいうちに、それぞれの神様に、お供え物を持って行っておく。 5時を過ぎて暗くなり始めたころからローソクを持って各神様を回る。

まず、家の中の神様から始め外の神様を巡る。

      C ロックウ様 : 冷蔵庫の上にある神様

            



      D メインの神棚 : 和室にある神様で南宮神社の流れを汲む神様だとか

            



      @ 我が家の庭にある明神神社:宮島の厳島神社の流れを汲む神様だとか

                                       



      A 明神神社のすぐ横の祠にあるカドマロウ様

            



      B 近くの畑の横にある祠のトウビョウ様:作物の神様だろうか

            



      最後になったが我が家の仏壇にもお参りする

            



以上で、神様と仏様へのお参りを終わる。 

いつも思うことだが、1軒の家や近くにこれだけのいろんな神様や仏様(真言宗)がいて、けんかしたり、勢力争いをしたりとかは、ないのだろうか。

神様・仏様はそんな下世話なことはしないのだろうか? 

さて、やっと夕食に。

                      



飲み物も入り、大晦日の夜は更けていく。 

近くの寺の除夜の鐘が聞こえてくる。 今年は寺の和尚さんが体調を崩し息子さんが鐘をついているらしい。

和尚さん、好きなお酒はしばらく我慢して早く良くなってください。 良くなられたら、またご一緒してください。


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