渓流で1時間の釣り      120624



この土日は、本職の仕事が忙しい。 今度の火曜日までに大小7つのレポートを作成しなければならない。 

今日(日)の昼までに2つ完成し3つ目に取りかかることができた。 また自分の悪い癖が出る。

半分近くできると、完成した気分になる。 ちょっと気分転換に出かけよう。 午後2時過ぎ、芦田川の上流へ向けて車を走らせる。

今年になって、まだハヤを釣った気がしない。 挑戦は何度かしているが、いつも、まぐれで釣れた1〜2匹のみ。

HPに載せることすら、はばかられるような貧果に終わっている。 6月上旬にも挑戦してみたが全く釣れなかった。

もちろんHPには載せていない。 載せることができなかった。 今日は何度目のリベンジになるのか。 

今日、竿を出してみたいポイントは、前回貧果に終わってしまった帰りに見かけたポイントだ。

そのポイントは、いかにも釣れそうで「次回はここでやってみよう」と、決めているポイントがある。



R486を府中方面に向かう。 明郷中学校手前を右折し上下方面に向かう。 しばらく道なりに走る。

やがて、斗升町に入る。 左方向に岳山(標高741m)が見える。 ここにはまだ登ったことがない。 チャンスがあれば挑戦してみたいものだ。

カフェレストラン「永遠愛」を過ぎると、やがて上下町井永に入る。 すぐに、「右折 階見・井永方面」の案内板がある。

ここを階見・井永方面へ右折すると、県内有数のホタルの名所がある。

毎年6月下旬に井永地区のホタル祭りが行われる会場や毎年ホタル見会が行われる古民家「棕櫚庵」がある。

このあたりのホタルは毎年、7月上旬まで楽しむことができる。

さて、この道を階見・井永の方へ右折しないで300mほど直進すると清岳郵便局がある。

さらに150mほど走ると、道路から左手に矢多田川が緩やかにカーブした深みのあるポイントが見える。 ここだ。

前回目をつけていたポイントだ。 しかし、そのポイントに行くための道が見つからない。駐車スペースがない。

魚がいそうなポイントだ。 なんとか釣りたいと、うろうろしてみる。 そのポイントから50mほど下流ならなんとか行けそうだ。

目指していたポイントを諦め、50mほど下流で竿を出すことにする。 近くの雑草が生い茂った空き地へ車を停め、道具を出す。



今日のポイントまで、竿と道具を持ってしばらく雑木林と雑草をかき分けて降りていく。 

茨のとげが容赦なく腕や足を攻撃してくる。 とげ数本が靴の中にまで。 痛い! 雑木林の中で靴を脱いでとげ探し。

さらに降りていると、「ブ〜ン」と頭のまわりで蜂が飛ぶような音が・・・。 昨年9月の恐怖体験を思い出す。

地域の神社掃除の最中、スズメバチに刺された。 右肩を痛め、しばらく不自由し仕事にも影響したことがあった。 

何蜂か分からないが「早くどこかに行ってくれ」と祈るような気持ちでうずくまる。 

今日は、こんな雑木の中に入るとは思わないで半袖を着ている。 

蜂は黒いものには激しく攻撃すると聞いたことがある。熊だと思って攻撃するらしい。 今日は白い物を身につけている。

しばらくすると蜂の音は遠ざかっていった。 立ち上がってまた降りていく。 また、帰りにここを通ると思うと気が重い。





                
               
 釣り座から上流を見る                                                 釣り座から下流を見る





釣り竿を出し、餌(さし虫)をつけ、仕掛けを目の前から流す。 やや上流から目の前あたりは浅瀬が続く。

釣り座からやや下流に深みがある。 その深みあたりに魚がいそうだ。

この場所、雰囲気からしてハヤ・ウグイ・フナなどではなく渓流魚がいてもおかしくないと思えるのだが・・・。

しばらくして浮子が沈む。 軽く合わせる。 上がってきたのは・・・、な〜んだ、ハヤだ。 しかも小型サイズ。

やはり、釣れるポイントは釣り座から深みにさしかかったポイントだ。

さて、釣れたハヤはクーラーへ、と思いクーラーの蓋を開けながら足元を見ると釣り座の岩場に天然の生け簀(イケス)がある。





                
              
釣り座の正面は、このような浅瀬                                           釣り座には天然の生け簀がある





このような岩にある穴は、奥津温泉峡でよく見かける。 

水流の中の小さな石や砂が同じ場所でコロコロ回っていると岩が削られて穴ができるらしい。 

何万年も何十万年もそれ以上かかってできるのかもしれない。 その天然イケスに釣れた魚を入れていく。

1時間ほど粘って今日の釣果は3匹。 8cm、10cm、15cmのハヤ。

15cmハヤは天然イケスから飛び出して渓流へ逃げ出したらしい。 残っていた2匹はリリースする。





                    





ヤマメやイワナは夢物語に終わってしまった。 しかし、自然の中で1時間のんびりすることができた。





      
          
                  ヤマブドウ                                                          クズ





                
                   苔                                                             苔





                
                  ハルジオン                                                          ヤマブキ





帰りは、渓流から車まで無事にたどり着くことができる。 (蜂に刺されることもなく)

往路では気づかなかったことだが、道沿いや山にある栗の木は、今まさに花盛りだ。 山の中にも意外にたくさんの栗の木があることに驚く。

今年は、栗の当たり年なのか。





                
                 栗の花、花盛り                                                     意外に多い栗の木





栗の花を見ながら、自宅近くまで帰ってくると我が家の果樹園が気になる。 果樹園の様子を見てみよう。

プラムとフェイジョアはどうなっているのだろう?





                
                                                        
プラムは色づく直前





                
                                                     
フェイジョアはこれから実をつける





23日(土)の夜、我が家にやってきたノコギリクワガタ。 スイカの皮にしがみついていましたが、今日24日(日)どこかへ旅立ちました。





                          


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