御調八幡宮 の 紅葉    121118



ここのところ、土日が勤務になったり所用が入ったりでリラックスできない状態が続いていた。 今日は久しぶりにリラックスできる。

近いうちに提出しなければならない数種類のレポートのことは忘れて、今日の午後はリラックスしよう。

御調八幡宮の紅葉を観に行こう。

午後2時、自宅を出る。 そうだ。 御調八幡宮へ向かう前に、我が家の果樹園で初冬の果実を収穫してみよう。

柑橘類の「ゆこう」と「フェイジョア」を収穫してみよう。

フェイジョアは、風に揺られて落果しているものがかなりある。






                






                






ゆこうは、適度に熟しいい色になっている。 前回収穫したときよりも美味しくなっているように感じる。

両方の果実を剪定ばさみで収穫する。 今年のフェイジョアの実は少ない。 ゆこうは、1本の木の3分の1ほど収穫する。






                






これらを、車に積み込む。 フェイジョアのフルーティな香りが車内に充満する。 まさに芳香剤をたくさん置いているような強烈な香りだ。

これをひとつ車の中に置いておくと芳香剤として使用できるほどだ。 このフェイジョアを美味しく食べるにはどんな調理法があるのだろうか。

ナイフで切りスプーンで食べる以外にジャムに加工したりジュースなどにして飲むなどができそうだが、まだ本気で試してみたことがない。

ゆこうは、いつも秋の食材に果汁を振りかけて和風テイストで食す。また、ホットレモンならぬホットユコウにして飲んだりする。



さて、収穫を終わるとR486を府中方面へ向かう。 府中を抜け御調へ入る。 さらに進むと三原市に入る。

R486を左へ折れ、しばらく進むと御調八幡宮が見えてくる。 

駐車場に車を停めると、川向こうの紅葉が迎えてくれる。






                






御調八幡宮の境内を流れる「やはた川」沿いに上流へ向かって歩いてみる。

この頃が、ちょうど紅葉の見頃なのだろうか。 家族連れなどの行楽客で賑わいをみせている。



御調八幡神社とは(三原市観光HPより)
備後国総鎮護御調八幡宮は、神護景雲3(769)年、臣下の身で帝位を望んだ道鏡の野心を、宇佐八幡宮の神託を得て退けた
和気清麻呂公が直諌の罪により大隅国へ流されたとき、姉法均尼(和気広虫姫)は備後国に配流されこの地に流謫(るたく)の
身を留め、斉戒沐浴、円鏡を御神体として、宇佐八幡大神を勧請して清麻呂の雪寃を祈願したことを創祀とするといわれている。
宝亀8(777)年、参議藤原百川が社殿を造営し封戸を割いて社領に当てたといわれ、また、保元3(1158)、年の官宣旨により石
清水八幡宮の別宮となり、八幡庄の鎮守神として、また備後総鎮護の神社として崇信され、往時は随分栄えた神社である。



この「やはた川」沿いには、モミジだけでなく多くの種類の桜も植えられ、古くから西の吉野として人々に親しまれているそうだ。






                






しばらく進むと右手に両部鳥居がある。 それを潜ると奥には屋根付橋が見えてくる。

屋根付き橋を渡ると、眼前には急な石段が表れる。






                






この石段は何段あるのだろう? 息を荒げながら登っていく。 石段を登ると楼門にたどり着く。

楼門から、さらに石段が続いている。 その石段の上に拝殿が見える。 拝殿を目指してもうひとがんばり。

拝殿に着くと参拝を済ませる。 左の方を観るとずいぶん年代を感じる建物がある。 侘び寂びの空間を感じる建物だ。

苔むした茅葺き屋根がいい雰囲気を醸し出している。 隣の紅葉が色を添えて趣がある。 神庫という建物らしい。 






                






しばし、拝殿周りの紅葉を楽しんだ後は、拝殿の左方向に降りていく。 また、小さい建物がある。 斎釜殿という建物だ。

平安時代以後、神社にあった建物の一つで、湯や御膳を調進するための釜を置いたところが斎釜殿らしい。

その釜を当時と同じ名称の斎釜殿と名付けた倉庫に置いてある。






                






斎釜殿前を降りると、両側に石灯籠が並ぶ道に出る。 路面に落ちた紅葉を踏みしめながら、まさに旬の紅葉の中を降りていく。

道の両側の苔むした石灯籠が、またいい雰囲気を出している。






                






この石灯籠の続く道を降りると、「やはた川」と合流する。 左折をして{やはた川」沿いを駐車場方向へ移動する。

川沿いの紅葉も見頃だ。






                






この道沿いには、サザンカも植えられている。 ピンクと白のサザンカが目を引く。






                






駐車場まで戻り、周りの山々を見渡すと、幹の白さが際立っている木が目に留まる。 普通のモミジ? 何という木か、紅葉が美しい。

イチョウの黄色い紅葉も目立っている。 駐車場周りの植え込みにも紅葉が美しい小木がある。






                






                






神社の境内を1時間30分かけて一回りできた。 御調八幡神社の紅葉を堪能した後は、お茶でもしよう。

ここから近いカフェはどこか? 思い浮かんだところは、宇津戸にある「おへそカフェ」。

さっそく移動する。 御調の街中まで移動し世羅方面に移動する。 宇津戸に入り、歩道橋のあたりを左折する。

御調から7〜8分で「おへそカフェ」の駐車場に着く。

ここの駐車場は、いや駐車場だけではない、カフェも山と田んぼに囲まれている。

数十m離れたカフェに移動する。 「おへそカフェ」は、今流行の古民家風カフェ。






                






軒下には干し柿がずらりと並んでいる。 カフェ入り口には、今日のメニューが・・。

よく見ると、ラストオーダーまで30分。 なんとか間に合った。





                






中に入ると落ち着いた空間が広がる。 テーブルとイスの空間、座布団に座る空間に分かれている。

座布団に座り、コーヒーとティラミスをお願いする。 






                






                






時には、この「おへそカフェ」のような山の中のカフェでのんびりもいい。 田舎のカフェで30分ほどのんびりした後、5時過ぎ帰路につく。 

今日は秋を充分感じることができた。 仕事に没頭するのもいいが、季節を感じることを忘れたくないものだ。



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