神祭りは続く     121201



先週は、地域にある艮神社の祭りの当番があった。 今日は我が家の庭にある明神神社の祭りをする。 

この神社の氏子は我が家と同じ姓の4軒であり、当番は毎年我が家で行う。 神主さんには以前今日の祭りのお願いをしている。 





                           
                                     
庭の片隅にある明神神社




今日の祭りは、神主さんに午後2時から我が家の神棚へ祝詞を上げていただき、2時半から庭の明神神社へ移動し祝詞をあげていただく。

我が家の神棚・社の周りと社の神棚は掃除をしている。 準備は昼前から短時間で行う。 

というのは、今日は本職の関係で、7:45までにK○○○支店に行き「花いっぱい運動」のボランティアをすることになっている。

忙しい時には、いろいろ重なるものだ。 

もうひとつ本職の関係の仕事がある。 持ち出し簿へ記入して持ち帰っている大量のレポートを、点検しなければならない。

この土日でやることは、@ 「花いっぱい運動」ボランティア   A 明神神社の祭り  B レポート点検

土曜日は、@とAを片づける。 土曜日の夜からBに取りかかると、なんとかできそうな気もしてくる。

考えてばかりいても始まらない。 『やるっきゃない』のだ。



7時過ぎ、職場であるK○○○支店へ出かける。 7:30、支店に着くと、パンジーの苗を受け取りに行く。

植え付け場所を確認し、手分けして植え付けをする。 順調に進む。 9:30植え付けとプランターの設置終了。

9:40過ぎ、職場のみなさん、ごめんなさい。 後片付けもそこそこに退社して我が家へ移動する。



10:00過ぎ、我が家へ着く。 さて、我が家の神棚を整えることから始めよう。

太鼓の準備、ササキ・塩・米などを予定の位置へ置いていく。






                






これで、いいでしょう。 後は、2:00に来ていただいた神主さんにお茶とお菓子を出せばいい・・・と。

次は外の明神神社の関係で、焚き火の薪を準備しよう。 先週、艮神社の祭りで燃え残っているものが大量にある。

それを持ち帰って今日の焚き火にしよう。 一輪車で燃え残っているものをとりに行き、持ち帰る。

それを明神神社の前にセットする。 いったん火がつけば、しばらく燃えてくれそうだ。






                          






次は、明神神社の中を整える。 神様の左隣には100mほど離れた畑からこの日のために持ち帰った「とうびょう」様の小さな祠(ほこら)を置く。

明神神社の社の右には「かどまろう」様の小さな祠を置く。 今日は、この3つの神様の祭りをする。






                






午後2時、今日は若い神主さんが来られる。 先週お年寄りの神主さんが「来週は若い者に行かせますから」と言われていたのを思い出す。

部屋に入られると着替えをされる。 祝詞を始めて頂く。






                






30分ほどで神棚への祝詞が終了する。 太鼓を明神さんへ移動する。 ロウソクへ火をつけ準備が整う。

神主さんが、古い御幣と新しい御幣を交換して下さる。 古い御幣は焚き火の中へ。 

祝詞が始まる。






                






今日は焚き火の煙が神主さんの方へ流れる。 風向きが良くないようだが、仕方ない。

先週も書いたが我が家を含め、氏子4軒のうち1軒は先月ご不幸があったので参加されない。 

今日は2軒の氏子のみなさんに参拝して頂いている。 しばらく、祝詞が続く。






                






祝詞が終わると、接待が始まる。 神棚から御神酒を下げてみなさんにお注ぎする。

次にお燗をお注ぎする。 が、今日来ていただいた方は、おばあちゃんが2名。 お酒より甘酒がいいようだ。

甘酒をお注ぎする。 

このような神祭りも時代と共に様変わりしている。 昔は、数十年前はこのような機会があると小さい子どもがたくさん参拝していた。

自分もおやつ目当てであったが、楽しみにして参加していたのだが・・・。 

今日、参拝していただいている方々の次の世代のみなさんは参加していただけるのだろうか。



話は替わるが、先日仕事の関係の大先輩が亡くなられ葬儀があった。 

正確に言うと、葬儀ではなく「お別れの会」というものがあった。

亡くなられた大先輩は、遠方にいる自分の子供たちに迷惑をかけたくないと、自分にもしものことがあった時のことを、

エンディングノートに事細かに書かれていたそうだ。 「お別れの会」の進行、段取りなども細かに書かれていたらしい。

無宗教で「お別れの会」を行い、お坊さんはいない会だった。 

お骨は遠方の子供さんの近くの樹木葬の下に入れてもらうそうだ。 

自宅近くの墓地に入ると遠方に住む子供さんに迷惑をかけるということらしい。



葬儀のやり方も様変わりしている。 地域の神祭りも変わっていく時代に合わせるのがいいのか、合わせざるを得ないのか。

昔ながらの神祭りをしようとしてもできないのか。 先日、大先輩の葬儀もあった。 考えさせられる神祭りになった。



今日の祭りで今年の地域の神祭りはすべて終了した。
 お参りいただいた氏子のみなさんありがとうございました。



さて、これから持ち帰っているレポートの点検を始めるとしよう。 明日中の終了を目指して・・・。


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