お彼岸の墓掃除        140914




お彼岸が近い。お盆の墓掃除から1ヶ月以上が経過した。 昨日、墓所に行き、お盆のお花の処分と雑草の除草等墓掃除をした。

今日は、墓にお花(シキビ)を立て小さな雑草も処理して墓掃除の仕上げをするとしよう。




11:00、草削り・サライ・ゴミ箱・鎌、墓参りセット(ろうそく・線香・ライター・米など)を持って寺の墓所へ向かう。

寺に着くと、さっそく水桶に水をいっぱい入れる。 掃除道具と墓参りセット・水桶を持ち我が家の古いほうの墓所へ向かう。

墓所に着く。 お寺の奥さんがお寺の墓所の掃除をされている。 お寺の墓所には、歴代の住職の墓が、ずらりと並んでいる。

いくつある? 数えたことはないが、・・・・・・? 10以上、20もないかな? たくさんある。

寺の奥さんも、これだけの墓掃除をするとなると大変だ。 寺の墓所の向かいが我が家の古い墓所になる。


寺の奥さん「今、どちらへお勤めですか?」            自分「○○○○です」

寺の奥さん「けっこう、通勤に時間がかかりますねえ」      自分「いやあ、30分ほどですよ」


しばらく、会話をしながら墓掃除をしていたが、寺の奥さんは長時間墓掃除をされていたらしい。

寺の奥さん「ゆっくり休みながらやってくださいよ。疲れを出されませんように」と、寺へ帰って行かれた。

我が家の古い方の墓所の掃除を続ける。 昨日は気付かなかったが、地面には小さな雑草が一面にはびこっている。

手で一本一本抜いていく。 これは根気のいる作業になりそうだ。 

40分後、終了する。 花立に水を入れ、シキビを立てる。 線香を立て手を合わせる。 思っていたより時間がかかってしまった。






                
                 
  墓掃除前                                         墓掃除後





次に明治以降の新しい墓所に移動する。 ここにも墓所一面に小さな雑草が広がっている。

同じように、雑草をとり、花立てに水を入れ、シキビを立てる。 線香を立て手を合わせる。

周りの墓を観ると、まだお彼岸の掃除をされていないところもあるようだ。






                
                   墓掃除前                                         墓掃除後





12:30、新旧両方の墓掃除が終わった。 これで、お墓の中の先祖のみなさんにも気持ちよく過ごして頂くことができる。

近くの墓所では、黒い礼服の方たちが10人余り、墓参されている。 墓の前で手を合わせておられる。 住職のお経も聞こえてくる。

今日、法事を営まれている方々らしい。 ということは、先ほどまでこの寺の本堂でお経をあげられたのだろう。

そうか、先ほど寺の奥さんが、墓掃除を切り上げて寺に帰られたのは、本堂で法事の法要があるからだったんだ。 なるほどと、納得。



法事と言えば、先月8月24日(日)に埼玉の叔父の家で法事があった。 叔母の3回忌法要が営まれた。

自分は、3年前の葬儀に仕事の関係で参列することができなかった。 この法要にはぜひ参列しようと思っていた。

3回忌法要の10日余り前の8月12日、この墓所で、近所の分家から嫁いでいかれたおばあさんと偶然会うことができた。

このおばあさんは、埼玉の叔父と幼馴染でもある。 叔父の家で、叔母の法事があることを話し、このおばあさんの写真を撮らせてもらった。

80半ばになった叔父に、このおばあさんの写真を見せてやろうと思った。 

ついでに、「ついでに」と言ってはいけないが、叔父と幼馴染と思われる近所の70代から80代のお年寄りのみなさんの写真も撮らせてもらった。

これらの写真をプリントし、8月23日(土)法事の前日埼玉に向かった。 夜、春日部駅に着き西口近くのビジネスホテル「やまや」に宿をとる。

その日の夜、明日に備えて叔父の家を確認するためタクシーで叔父の家を訪ねた。

こちらの近所のお年寄りのみなさんの写真を持参し、叔父に見せた。 

次の日(8月24日)の法要のあとの宴席で、叔父は「わしの写真を撮って、元気でやっていると写真を見せてやってくれ」と写真を撮らせてくれた。




                             




従弟は清掃会社を経営しているらしい。 

宴席で彼と話をしていると、周りの人から「やはり従弟どうしなんですね。体型も感じも同じように見えますよ」という声が聞こえてくる。

また、従妹の方はフランスのル・マンで通訳・レストランを兼業しているらしい。 和風フレンチのレストランは、人気だそうだ。

彼女とは、ネットで現地にいる彼女の朝6時の寝起きの顔を見ながらライブで話をすることができた。

従妹や従弟とは、もう数十年も話をしていないが、こうやって話をしてみると、数十年昔のままの感覚で親しく話をすることができる。

こういう感覚が親族ならではのものなのだろうか。 この親族という関係も大切にしていきたいものだ。

いや、フランスにいる従妹は、2007年?頃に家族で日本に来たことがある。 たしか、マイボートでクルージングしたことを覚えている。

マイHPにも載せたような気がするが・・・?  数十年も話をしていないわけではなかった。




                             




宴席の後、参列者のみなさんと叔母の墓参りをして、新幹線に乗った。


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