完成間近?    151111




今朝の中国新聞に、ベラビスタマリーナ(旧:境ガ浜マリーナ)のマリンアクティビティーの記事が載っている。 

マリーナから出港する度に、水陸両用飛行艇の海上格納庫が気になっていた。 『完成が近い』という雰囲気になっていた。





                       

                             工事中の飛行艇格納庫(11月3日)




今朝の中国新聞の記事を載せてみる。



尾道市を拠点に、水陸両用の飛行機を使う国内初の遊覧飛行とチャーター便の運航が始まる見通しとなった。

造船・海運業などのツネイシホールデイングス(福山市)が出資する企業が来年4月の開始を目指し、大阪航空局に事業の許可を申請した。

遊覧は瀬戸内海の多島美や世界遺産の宮島(廿日市市)などの景色を上空から堪能でき、チャーター便は尾道一関西空港(大阪)間約178キロ

を35分程度で直結。外国人観光客の利用も期待している。




                  




 運営会社は昨年11月設立の「せとうちSEAPLANES」(尾道市)。水陸両用機はヘリコプターより低コストで大勢乗れ、騒音も少ないという。

空港がなくても海上で降りたり飛び立ったりできる。同社は、今月6日に大阪航空局に許可を申請。拠点となる同市浦崎町のベラビスタマリーナを

整備している。同局によると、許可されれば、水陸両用機を使用した遊覧飛行は国内初、チャーター便の運航は国内唯一の事業者となる。

 同社によると、米国製の4機を計約16億円で購入するという。1機の座席数は操縦士を含め10席。最高時速は約300キロで、最大航続距離は

1500キロ以上。料金設定などは今後詰める予定で、法人や個人の会員を募ることも含めて検討している。

 計画では遊覧飛行は、同社マリーナを発着点に飛行時間が20分と40分の計4コースを設定。20分は愛媛県今治市の大下島と鵜島を巡る

「しまなみ海道コース」など、40分は宮島や呉市の上空を飛ぶ「宮島・広島コース」などを想定している。貸し切りの場合は希望の場所の上空も

回るという。

 チャーター便は同マリーナと関西空港、広島空港(三原市)を拠点に、近隣の中四国の空港などを結ぶ予定で調整している。同マリーナ広島空港間

(約35キロ)は約7分、関西空港一広島空港間(約210キロ)は約42分で到着する。

 同社は、「新たな観光を瀬戸内地域の活性化につなげ、災害など有事の場合の支援活動にも貢献したい」としている。

                                                文章・写真は中国新聞(11月11日)より




                   




ということで、来年の4月から水陸両用の飛行機が営業を始めるらしい。 

海上から離着水するとなると、その時には、その海域にはボートが進入できないということになるのだろうか?

離着水の時だけではなく、「前後の時間は航行できない」等の規制もできるのだろうか?

そういえば、百島診療所の次田医師も、往診用に水上飛行機を購入している。 何回か練習もしているようだ。

しかし、まだ実際に飛行機を使用して往診したという話を聞かない。 

海上の離着水となると、ボートとの関係でけっこう難しいのかもしれない。 

水陸両用飛行機の離着水時、海上のボートと飛行機、両者が安全に利用できる海域のルールのようなものが必要ではないのか。




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