町内会  とんど祭り        160110




昨年の11月から、とんどに取り付ける今年の干支である「申」の製作が始まっていた。

12月6日(日)には、とんど祭り会場になる河川敷の除草作業を、12月12日(土)・13日(日)には、とんど本体の製作を行った。

また、役員さんが中心になって今日の食事やテントの準備をして頂いている。


今日は、昼前に町内会長さんの挨拶に続き、正午になると今年の干支、申年のみなさんによるとんどへ点火でとんど祭りがスタートする。



11:30,とんどへ持参するものを揃える。 今年からは、祝儀は持参しないことになっている。 それは助かる。

鏡餅や注連縄(しめなわ)、神棚の昨年の御札、お供え物、そして我が家では、数年前に神棚を新設したので古い神棚をとんどへ持参する。

そして今年は、自作の餅焼き器も忘れないように持参しなければ。

昨年、持参した餅焼き器は小さく脚が短かったので、餅が炭火に近すぎて、すぐに焦げてしまった。 

そこで今年は、餅焼き器の脚を長くし、炭火から少し距離があるものを自作したのだ。 これで、餅は美味く焼けるはず。 ?、たぶん。



11:40、とんど祭り会場である河川敷に行くと、すでに多くの人が歓談中のようだ。

久しぶりに会った人と話をしている人、とんどの写真を撮っている人、とんど祭りの準備に余念が無い役員さん、

点火用のトーチを確認している役員さん、とんどに灯油をかけている役員さん等々・・・。



11:45、町内会長さんの挨拶が始まる。





                          
                                    
町内会長さん挨拶




こうやって見ると、今年のとんども大きい。 製作中は、例年よりやや小振りかなと見ていたが、今見ると大きい。

てっぺんまでだと、20mはありそうだ。

町内会長さんの挨拶が終わると、いよいよ点火。 今年の干支、申年生まれのみなさん12名の人が点火されるようだ。





                          
                                 
トーチに火を付けて準備OK




正午きっちりに、「点火!」の合図で、申年のみなさんが点火される。

とんどは、一気に炎に包まれる。





                              
                                   
一気に炎に包まれる




『この調子だと、とんどは、すぐに焼け落ちるだろう』と、見ていると、なかなか倒れない。 今年は、頑丈にワイヤーで固定してあるようだ。

点火後10分、やっと傾いて倒れていく。

倒れるのを見届けた人たちは、食事会場の方へ移動を始める。 みなさんが食事中に、餅焼き用の炭火ができることでしょう。





                
              
餅焼き用の火に変身中                                     さあ、食事会場へ




おでん、豚汁、おにぎり、と、みなさん食事が進みます。

節を抜いて作ったお燗用の竹筒も焚き火の周りに並んでいます。 アルコールが入るとますます会話も弾みます。




                
                 
豚汁におでん                                 寒い河川敷では熱燗が進みます




今年は、新企画として、野菜の「100円青空市」も開かれています。 町内のみなさんが持ち寄った新鮮な野菜が並べられています。





                          
                                    
新鮮野菜の青空市




この、青空市の野菜はかなり売れ残ったようです。 野菜づくりをされている方が多い我が町内には合わない企画だったのかも?

さて、お腹もいっぱいになりました。 そろそろ、餅焼き用の炭火もできていることでしょう。

持参した餅と餅焼き器を持って、とんどの場所へ移動します。





             
                               
みなさん、鏡餅を焼き始めています




毎年、感心すること。 それは、みなさんが工夫を凝らした餅焼き器を持参されていること。

自分は、昨年失敗をしている。 市販の餅焼き器を持参したが、炭火と餅の距離が近すぎて黒焦げになってしまった。

今年は、餅焼き器の脚を長めにしたものを持参した。 その餅焼き器の上に餅を置いて下に炭火を置く。

時々、餅を裏返してみる。 あれ? また、裏返してみる。 えっ? 待てども待てども・・・焼けていない。

今年の餅焼き器は、脚が長すぎた。 結局、予備に持ってきていた昨年使用した脚の短い餅焼き器を使って餅を焼くはめになりました。

もちろん、短時間で餅を何度も何度も裏返しながら焼いたのは言うまでもありません。

今年も、とんどで焼いた餅を食べることができました。 今年も元気で過ごせそうです。



町内会役員のみなさん、今年のとんど祭りも楽しく過ごすことができました。 お世話になりました。


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