160405
昨年、この時季に西国寺へ花見に行った。 尾道で桜と言えば千光寺の桜が有名だが、西国寺の桜も見応えのあるものだった。
今年も西国寺へ桜を見に行ってみよう。
9:30、自宅を出発して松永へ出る。 R2バイパスを西へ走り尾道の市街地へ出る。
1年ぶりに西国寺へ来ると、すぐには駐車場の位置がわからない。
10:20、西国寺の近くまで来て駐車場の場所を近所の人に尋ねてやっと車を停める。
HP「西国寺」より
上境内図の駐車場から金堂へ続く歩道を歩く。 沿道の桜は、今まさに満開状態になっている。
桜は満開 西国時金堂
金堂から山門へ続く石段を降りてみよう。 石段沿いにつづく桜も見てみよう。
石段を降りていくと、多くの観光客が思い思いに満開の桜を楽しんでいる。
周りの景色と一緒に桜をカメラに収めている人も多い。
山門まで降りる。
ここの大わらじは、いつ見ても迫力がある。
西国寺山門 大わらじ
山門の外にある西国寺についての銘板の一文を読む。 歴史の重さに圧倒されるのだが、毎年初めて読む感覚になる。
『確か、昨年もじっくり読んだよなあ』と、物忘れの良さを実感する。
さて、もう一度石段を登って金堂に戻り、さらに上部の散策をしてみよう。
先ほど、降りてきた石段を登って行く。 これはいい運動になる。
10分ほどで、金堂まで戻ってくる。
ここから、さらに上の方へ上がってみよう。
一段上にあがる。 ここの持佛堂前の桜も満開だ。
金堂まで戻ってくる 持佛堂前の満開の桜
持佛堂前の山門から観る早春の尾道水道もいいものだ。
ちょうど山門が、額縁効果になりいい雰囲気に
この一画に珍しいものがある。 それは、力石。
江戸時代、尾道の港で帆船に積み込みをするスタッフのみなさんが自分の力を誇示するために、この力石を持ち上げたそうだ。
力石 土塀越しに見える尾道水道と尾道大橋
ここを歩いていると、土塀越しに春の尾道水道が見える。
さらに石段を上がっていく。 日本美術史に名を遺す尾道出身の画家、あの「小林和作」の墓に手を合わせる。
さらに進むと、西国時の歴代住職の墓地がある。 そこには、30あまりの墓石が並んでいる。
これらの墓石ひとつひとつに歴代住職数十年の苦労があるとすると、この歴代住職の墓地全体では、莫大な歴史の重さを感じることができる。
小林和作の墓 西国時歴代住職の墓
ここから、さらに上方向には、三重の塔が見えている。
西国時三重塔
三重の塔は、遠くから拝観できたので、ここまでで引き返そう。
降りてくると、持佛堂の隣に本坊がある。 その本坊の隣に茶店ができている。 この季節限定なのだろうか?
店内のイスに腰掛ける。 抹茶と何か甘いものが欲しくなる。 しかし、お品書きに甘いものはない。 残念。
抹茶をオーダーする。
茶店に入る 出てきた抹茶と煎餅
抹茶をいただき、ホッと一息。 ここで元気を回復することができました。
今日は、桜の下での花見と春の海も観ることができ、しっかりと春を満喫することができました。
その後、千光寺下のカフェ巡りをしたのでした。
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