ジャガイモ植え付け     190309a



先日(2月24日)、ジャガイモ植え付け用畝づくりの耕しを始めた。

簡単に、ジャガイモ植え付け予定地の除草と耕しをした。 今日は、その畝を仕上げて、ジャガイモの植え付けをする。



朝一で、ジャガイモの種芋を、1/2程度に切り分ける作業をし、切り口を植え付け作業までに乾燥させておかなければならない。

種芋の芽の具合を見ながら、切り分けていく。 すべて切り分けると日当たりの良いところで乾燥させる。





                       

                                  乾燥中の種芋




種芋が乾燥している間に、ジャガイモ植え付け用の畝づくりをしよう。



先日(2月24日)耕したエリアを、もう一度耕し雑草を取り除く。

さらに、施肥をする。 肥料は、石灰・カルシウム・牛糞堆肥・野菜1号(元肥用化成肥料)を散布する。


施肥を終えたエリアを、管理機で耕し、肥料を植え付けエリアに攪拌する。





                       

                                 施肥をして耕しをする



次に、植え付け用の畝づくりをする。

この野菜畑には、まだ大根や人参などが残っているので、大きな畝と小さな畝という変則的な畝づくりになる。

長い畝が1つ、その半分程度の畝が1つ、の畝をつくる。

その畝に、植え付け用の溝をつくる。 溝の深さは、15~20cm?。

ジャガイモは、種芋から芽が出て、成長する。 実(新ジャガイモ)が着くのは、種芋より上にできるので、種芋は深めに植え付けをする。

当然、植え付け用の畝も、高めのものをつくる。





                       
                               できあがった畝に溝を掘る




溝の中に、約30cm間隔で切り口を下に向けて種芋を置いていく。





                       






種芋と種芋の間に、牛糞堆肥とひとつまみの野菜1号(化成肥料)を置いていく。





                       





次に、種芋と肥料を置いた溝を埋めていく。





                       





最後に、マルチシートで、畝全体を覆う。 畝の両側からマルチシート専用のピンを差し込み固定する。

この時期、強風が吹くことがあるのでしっかり固定する。 気になる所には土を置いてやるなどして強風対策もしておこう。




                       
                                
ジャガイモ植え付け終了です



ジャガイモ植え付けが完了です。                 

当初の予定では、「3月9日か10日に植え付けをする」ということでした。

今回は、珍しく予定通りに植え付けが、完了しました。



今後の予定は、どうなるのでしょう?

昨年よりも、植え付けが2週間ほど早い。

とすると、4月になったらマルチシートを、ジャガイモの芽が押し上げてくるので、その部分に穴を開けてやりましょう。

5月になると花芽が出てくるので、摘芽してやりましょう。

6月になると収穫できそうです。 おおきくな~れ。



ジャガイモ植え付け その後


4月5日

4月2日の季節外れの冷え込みで、出かけていたジャガイモの芽が凍ってしまった。 シャーベット状態になった。

しかし、これはしばらくすると、また新しい芽が出てくるとのこと。 気長に待ってみよう。




                       




4月8日

4月2日に、凍傷でやられたジャガイモの芽の周りから、新しい芽が出てきた。

よしよし、成長はやや遅れるが、なんとかジャガイモができそうだ。




                       




4月12日

凍傷にやられたジャガイモが、元気に成長している。 もう少し成長したら、ひとつの種芋から数本出ている茎を切断して、

1つの茎にしてやろう。 栄養分を1本の茎に集めて大きな株にし、たくさんの新ジャガイモをつけてもらおう。




                       




4月17日 

霜にやられて凍傷になったジャガイモ。 あれから2週間が経過した。 シャーベット状になっていた茶色部分は見えなくなった。

全体が元気な緑色になってきたようだ。 

1つの種芋から芽が複数出ているが、芽欠きをして1本だけにしてやらなければいけないが、この辺りの畑では、まだ芽欠きをしていない。

『まだ、寒い日があるかもしれない』と、いうことで、芽欠きを待っている状態です。



                       
                               
茶色部分は、なくなっている



4月19日

ジャガイモが成育している畑には、他の野菜も育っている。

朝晩、灌水をする野菜もあるので当然ジャガイモの様子も観ることになる。 

凍傷を受けた茎や葉は、完全復活し元気に成長している。 

そろそろ、芽欠き(1つの種芋から数本出芽している茎を1本だけ残して、その他の茎を取り除く)をする時期なのだが・・・。

いろんな所から出てきた芽がたくさんあり、どれがどの種芋から出てきた芽なのか判別できにくい状況になってきた。

『う~ん、これは困ったぞ・・・・・・まっ、きちんと1つの種芋から1本だけの茎にしなくても、2本になったり、

0本のところがあってもいいっか・・・』と、思ってみたり。 




                       


4月22日

今日は、ジャガイモの芽欠きをしてやります。

これをすると、ジャガイモの品質がよくなり大きな物が収穫できます。

種芋から数本出ている茎の中から太くて強そうな茎を1本だけ残して、後は抜き取ってやります。

抜き取るときは、他の物を押さえて抜く茎を回転させながら抜くとよいそうです。

はさみを使うと、またその茎から芽が出てくるようです。



             
               芽欠き前                                   芽かき後



これで、品質が良くて大きなジャガイモがたくさんできるはずですが・・・・?



4月29日

今朝、ジャガイモを観ると茎も太くなり、少々の風にも倒れることはなさそうだ。 

2~3日前に、強風に吹かれて茎が折れそうだったジャガイモだが、これで一安心だ。

今日は、新しい変化がひとつ。 それは、花芽がついているものがある。 これは、まずい。

この状態にしておくと、養分が花の方へ行ってしまい、芋が育たなくなってしまう。 

かわいそうだが、摘み取ってやろう。



             
           
 花芽ができている                                      花芽を摘芽してやる



今後、どの茎にも花芽がついてくる。 ひとつひとつ摘芽してやりましょう。



4月30日

昨日は、花芽の摘み取りを行ったが、すべてのジャガイモを済ませることはできなかった。

今日は、全体の花芽を摘み取ってやる。



                 





 5月8日

全体の緑色が濃くなって、とても元気そうな色になっている。 もう花芽はない。

背丈も大きくなっている。 どんどん成長しているようだ。



                     




5月15日

花芽を摘み取ってから、栄養分がイモの方へ蓄えられているのだろうか?

全体の色は、濃い緑色が続いている。 元気そうな色だ。

しかし、気になるのは、そろそろ収穫時季が近づいてきているのに全体の色が茶色(黄色)っぽくならないこと。

全体が、濃い緑色の状態なのだ。 

そこで、昨年のジャガイモ栽培の記録を覗いて見る。

すると、6月上旬に葉がやや黄色を帯びてきているようだ。 と言うことは、あと2週間ほどすると、黄色を帯びてくるということかな。

今はまだ、ジャガイモが成長している時季らしいです。
 



               
 




6月1日

ジャガイモの収穫は、6月下旬頃を予定している。

ジャガイモの様子を見ると、葉が茶色になりかけたり、枯れかけたようなものも見える。

予定通り、6月下旬には、収穫できそうな雰囲気になってきた。 さて、今年の出来はどうでしょうか?




                 
                            
  収穫期が近づいているジャガイモ    



6月11日

ジャガイモの葉の茶色部分が、少しずつ増えてきた。 もう収穫適期を迎えているようだ。

しかし、もう10日ほど我慢して、予定通り6月下旬に収穫することにしよう。


                   
                            
収穫適期を迎えている? ジャガイモ



  
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