190318
「春分の日」は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」また、お彼岸の中日でもあり、国民の祝日に定められています。
仏教では、ご先祖さまのいる世界【極楽(ごくらく)】を「彼岸(ひがん)」、いま私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といい、
「彼岸」は、西に位置し、「此岸」は、東に位置するとされています。3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、
真西に沈むので彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ、この時期に先祖供養をするようになりました。
WEBページ『こんごういんキッズ』の「なぜ・なに特集」より
今年も春分の日(お彼岸)が、近い。 しかし、まだ墓掃除をしていない。 ご先祖様のご機嫌を損ねてはいけない。
18日夕方、墓掃除セットを持参し墓地へ行く。
すると、我が家の墓地の近くでは、近所の方が墓掃除をされている。
もう、すでに墓掃除を終え、お花を供えて,、全て整っているようだ。
挨拶代わりに、「もう、ずいぶんきれいになっていますね」と、声かけをする。
すると、近所の方「もう、昨日から掃除に来とるけえなあ。今日は2日目じゃけえ」と。
自分「ああ、そうですか。 たくさん墓があると大変でしょう、ご苦労様です」と。
この近所の方の墓地は、先祖代々の墓はなく、すべて個人の墓石をつくっておられる。
墓石は、数十個あるようです。
しかも、町内で一番古いのでは?と、言われているお家なのです。 墓掃除は大変な作業のようです。
朝から晩までの作業をして、充分2日間かかるらしい。
さて、我が家の墓掃除は・・・、
今日は、花立の枯れた花をとり、水を替える。 墓地の敷地の除草作業をする。
が、前回の墓掃除の時に、除草剤を散布していたので、雑草は殆ど生えていない。
僅かの雑草を抜き取っただけで終了。
墓石の汚れを拭き掃除する。
墓地の掃き掃除をする。 が、殆どゴミはない。
以上で、今日は終了。
19日夕方、墓にお供えするお花を持参する。
新しい墓地(明治初期からの墓)の花立へ、お供えをする。
次に古い墓地(?から江戸末期までの墓)の花立へ、お供えをする。
最後に、新しい墓の墓地と古い墓の墓地両方へ、除草剤を散布する。
以上で、墓掃除が終了しました。
さらに、お経を唱えて、墓掃除全てが終了しました。
この時季に墓掃除をしたことで、先祖のみなさんの供養にもなったことと思います。
先祖のみなさま、安らかにお休みください。
明治以降の墓地
江戸末期までの墓
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