地域のとんど祭り    210110



今年の町内会の『とんど祭り』は、コロナのために中止になりました。 すると、町内から、「神様の御札や書き初めなどを燃やす場がない。

どうしようか」という声がありました。 『じゃあ、地域で小さなとんどをつくってお焚き上げをしよう』ということになりました。

そこで、去る1月4日、ご近所のみなさんと近くの田んぼに、御札や書き初め等のお焚き上げをするための「小さなとんど」づくりを行いました。




                
                          
1月4日に製作したミニとんど



今日、1月10日10時から、このとんどで、正月の御札その他正月用品の『お焚き上げ』と餅焼きを行います。

我が町内では、他の地域でも、それぞれ小さなとんどを作っておられるところがあるようです。



10時前、20人ほどの地域のみなさんが、正月用品や鏡餅等を持って集まって来られます。

持ち寄った神様の御札など正月用品を、お焚き上げするとんどの中や周りに置いていきます。 みなさん、準備が整ったようです。

午前10時、点火です。



                
                       
今年は、ガスバーナーでとんどに点火です


炎は勢いよく、とんどの表面と中心を駆け上がります。



                   



炎は、一気にとんど全体を包み込んでいきます。



                



炎は、とんど全体を焼き尽くしていきます。



                



とんどが、焼かれて散けていきます。



                
                            とんどが崩れ落ちます


お焚き上げが終了です。



                



やがて、とんどは餅焼き用の炭火になります。



                



『とんどの火で焼いた餅を食べると、この一年元気で過せる』と、みなさんの餅焼きタイムが始まります。



                



参加されたみなさん、餅を焼きながら、昨年の出来事・新年の予定など情報交換が続きます。



                



10:30、みなさん、お正月の餅が焼けた頃、それぞれ帰途につかれます。

今年は、みなさん、コロナのことを考慮され、早めに散会されているようです。

例年のとんどは、飲み物を準備して、懇親会的な食事会が長時間続くことも多いのですが、今年は様子が違うようです。

今後、コロナが早く収まって、安心して催し物や懇親会ができるようになってほしいものです。



今回のとんどの段取りから準備などして頂いたみなさん、ありがとうございました。

コロナで大変な時に、様々なことに配慮されながらの段取りや準備は、大変な気苦労もあったことと思います。

おかげさまで、今年も新年の『とんど祭り』を行うことができました。お世話になりました。



                        
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