果樹園除草      170729   



フェイジョア・プラム・スダチなどの果樹園が雑草に覆われている。 同じ敷地にある駐車場もまとめて除草作業をしよう。

園内は普通に金属の回転刃で作業し周辺部のコンクリートの囲い部分はナイロンの刃で作業してみよう。

そうすると、周辺部のコンクリートや石に金属の回転刃が接触し欠けたり折れたりすることが少なくなる.

今日も暑い。 天気予報では、最高気温は35℃を超えるそうだ。

保冷パックに、水分補給用のペットボトルとミニトマトを入れて持参する。



9:40、除草作業開始

いつものように軽やかに作業を始める。 『やはり事前に回転刃を研いでいると、切れ味もいいなあ』と感じながら、順調に進む。

しかし、5分もすると、汗が噴き出してくる。

その後は、軽やかな除草作業から、しんどい除草作業に変わってくる。

さらに時間が経過すると、除草作業が『業』に変わってくる。 『修行』の『業』だ。

暑い! 肩や腕がしびれてくる。 痛くなってくる。 まさに『業』だ。

『業』という言葉に、新井選手がシーズンオフに行っている『護摩業』の光景を思い出す。

プロ野球のシーズン開幕を前に、レベルアップを図る目的で精神面を鍛錬するということらしい。

プロ野球選手の場合、目標がはっきりしている。

しかし、果樹園で肉体的苦痛と暑さに耐えながら除草作業をしている自分の場合、どうなのだろうか?

何か目標があるのだろうか?

自分の土地で除草作業をするのでは、労働に対する対価は当然生まれない。

農地としては、どの土地も農業利益はない。しかし、当然税金は支払っている。

僅かに、お貸ししている土地には微々たる収入がある。 しかし、そのぶん、税金を支払う。

毎年、4月から9月まで行っている除草作業は、何のためだろうか?

先祖代々管理してきた土地をそのまま後世に残していくだけの労働なのだろうか?

猛暑を超えて酷暑の中での除草作業になると、いつも複雑な思いを抱きながらの作業になってしまう。



樹木の陰で、2回ほどしっかり休憩をとる。 冷えた飲み物とミニトマト(けっこういける)が、元気復活の元になる。

12:10、 果樹園と、お貸ししている駐車場の除草作業を終える。

これで、ここは、3週間~1ヶ月は大丈夫かな。





                
               
 除草前の果樹園                                     除草後の果樹園




                           
                                
除草後の駐車場(作業前は撮り忘れ)                                            



果樹園と駐車場を除草した後、水路沿いの小道の除草もしておこう。

毎日、小学生が通る道が雑草で覆われていてはいけない。






                           
                                
除草前の小道(作業後は撮り忘れ)



今日の作業、お疲れ様でした。


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